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マリーアントワネットに転生したけど処刑されたくないので、お菓子はほどほどに  作者: てっぺい
第六章

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第147話 暁に駆ける

 夜明け前のフランス北部。

 凍てつくような冷たい風が吹き荒れるサンリス街道を、一台の漆黒の馬車が凄まじい土煙を上げて爆走していた。


「アーサー! 敵の馬車の影は見える!?」


「前方に微かな轍の痕跡! 馬の蹄の沈み込みから見て、かなりの重量を積んだ四輪馬車です。このペースを維持できれば、夜が明ける前に確実に捕捉ほそくできます!!」


 御者台で手綱を握るアーサーが、冷たい風を切り裂きながら叫んだ。


 私たちが乗り込んでいるのは、装飾を一切省いた追跡用の軽装馬車『マリー・エクスプレス号改』だ。


 ガタガタガタッ!! ドスンッ!!


「くっ……! 皆さん、舌を噛まないように気をつけてください!」


 未舗装の悪路を猛スピードで駆け抜けるため、車体は容赦なく激しい上下動を繰り返し、車輪が石を弾く轟音が車内に響き渡る。


 だが、サスペンションとして組み込まれた特殊鋼の板バネが軋みながらも衝撃を吸収し、奇跡的に車体を地面に食いつかせていた。私は窓枠の手すりに必死にしがみつき、体が宙に浮くのを腹筋の力で耐えていた。


「アーサー! 馬は持つかい!?」

 向かいの席で、ルイが青ざめた顔で窓の外へ叫んだ。


「鞭は入れません! 馬の呼吸の同調を読み取り、手綱のテンションだけで疲労を分散させています! 私の操縦ならば、あと一時間は最高速度を維持可能です!」


 神業とも言える御者テクニック。馬への鞭打ちによる一時的な加速ではなく、動物の生体力学を熟知した極限のコントロールが、この圧倒的なスピードを生み出していた。


「……マリー。相手は稀代の詐欺師であり、逃亡のプロフェッショナルです。国境を越えられれば、我々は手出しできなくなります」


 激しく揺れる車内でも、ナポレオンは一切姿勢を崩すことなく、片手でランタンを持ち、もう片手で広げた広域地図を鋭い目で睨みつけていた。


「奴の逃走経路は、最も馬を替えやすい北東のルート。このまま進めば、国境のライン川に架かる古い石橋に出ます。そこで追いつけなければ、フランスの未来は終わります」


「絶対に国境は越えさせないわ! 盗まれたのはただの金塊じゃない、フランス王権の象徴である聖剣『ジョワユーズ』よ! あんなエセ魔術師の小遣い稼ぎに使われてたまるもんですか!」


 私はギリッと奥歯を噛み締めた。

 あの剣の内部に何が隠されているのかはまだ分からない。だが、それがフランスの存亡に関わる重大な機密であることだけは確実だ。


 東の空の端が、微かに白み始めた頃。


「見つけました!! 前方約八百メートル! 漆黒の闇の中に、ランタンの灯りを点けた黒塗りの大型馬車です!!」


 アーサーの報告に、私とルイは一斉に窓に張り付いた。

 朝霧の向こう、猛スピードで逃走する馬車のシルエットがはっきりと見えた。金色の装飾が施された、悪趣味なほどに豪華な馬車だ。


「アーサー! 一気に距離を詰めて!!」


「ハッ!!」


 ヒィィィィンッ!!

 アーサーの手綱捌きに応え、馬が最後の力を振り絞って限界突破の加速を見せる。距離がみるみるうちに縮まっていく。


 だが、私たちの接近に気づいた敵が、大人しく捕まるはずがなかった。


「……気づかれました。敵の馬車の後部窓が開きました!」


 ナポレオンが目を細めた、その瞬間だった。


 ガチャンッ! というガラスの割れる音とともに、前方の馬車から路上へ向けて、何かが投げ落とされた。


 ――バシュゥゥゥッ!!


 地面に激突したそれは、強烈な化学反応を起こし、突如として『真っ白な粉末の煙』を大量に噴き出した。煙は朝の風に乗って、後続の私たちの視界を完全に、そして真っ白に覆い尽くしたのだ。


「なっ……!? 前が見えない! 煙幕か!!」

 アーサーが思わず手綱を引きそうになる。


「吸い込んではいけません! 消石灰の粉末です! 目や気道に入れば粘膜を焼かれます!」

 ルイが自らの上着で口と鼻を覆いながら叫んだ。


「止まらないでアーサー! 」


「ハッハッハッハ!! 愚かなる追跡者どもよ! 偉大なるカリオストロ伯爵の『死の霧』に迷い込み、馬車ごとひっくり返って朽ち果てるがいい!!」


 煙の向こうから、仰々しくエコーのかかったような男の高笑いが響いてきた。


「アーサー、風向きを読んで! 煙の薄い方へ抜けるのよ!」


「左前方、風の通り道があります! しかし、そこは泥が深くぬかるんでいます!」


「構いません、突っ切りなさい! 」

 ナポレオンが冷徹に指示を飛ばす。


「承知しました! 左へ切ります!」


 アーサーは一切の躊躇なく、体重を左に大きく傾け、手綱を強引に引き絞った。


 馬車が「ギギギギィッ!」と車軸から悲鳴を上げ、車輪の片側がフワリと宙に浮く。


「きゃああっ!」

「アントワネット、つかまって!」


 ルイが私を抱きとめる。アーサーは顔色一つ変えず、ギリギリのバランスで馬車を風上へと逸らし、白煙の直撃を間一髪で回避した。車輪が泥の溝に落ちかけ、泥水が窓ガラスに激しく跳ね返るが、強靭な腕力で手綱を引き戻し軌道を立て直した。


「見事な操縦だ……!」

 ルイが青ざめながらも感嘆の声を漏らす。


「しかし、奴はまだ諦めていませんよ!」

 ナポレオンが窓の外を指差した。


 前方を走るカリオストロの馬車から、今度はガラスの小瓶が次々と路上へ投げ落とされた。


 ガチャン! ガシャン!!


 瓶が砕け、どろりとした黒い液体――引火性の高い油が、街道の横幅いっぱいに撒き散らされる。

 そして、そこへ火のついた松明が放り込まれた。


 ゴォォォォォォッ!!!


 一瞬にして、街道を横断する数メートルの高さの『炎の壁』が荒野に立ち上がった。


「火だ! 火の壁です!! 馬が怯えます!!」


 アーサーが初めて焦りの声を上げた。

 動物の本能として、馬は炎を極端に恐れる。このまま突っ込めば、馬がパニックを起こして急停止するか暴走し、馬車は確実に大横転して大惨事となる。


「止まるな! 止まれば奴を取り逃がすわ!」


「しかし、このままでは馬が炎の前で立ち止まってしまいます!」


(どうする!? 炎を消すことは不可能……なら、馬の恐怖心をなくすしかない!!)


「アーサー! 馬の視界を塞いで!!」


 私は叫ぶと同時に、自分が着ていた厚手のコートを脱ぎ捨て、力任せに生地を大きく引き裂いた。


「ルイ、ナポレオン! これを!」


 引き裂いた布を二人に渡し、窓を開け放つ。


「馬の目に布を被せて! 炎が見えなければ、馬は恐怖を感じないわ!」


「無茶だ! この速度で窓から身を乗り出せば、振り落とされるぞ!」

 ルイが青ざめる。


「僕がやる!」

 だが、ルイは一瞬の躊躇ののち、覚悟を決めた顔で立ち上がった。


「僕の腕力と体幹なら、風圧に耐えられる! ナポレオン君、僕の腰を後ろから強く掴んでいてくれ!」


「承知いたしました、陛下!」


 ルイは窓から上半身を大きく乗り出し、猛烈な風圧に顔を歪めながら、先頭を走る馬たちの頭へと布を伸ばした。


「アーサー! 馬を少しだけ左に寄せてくれ! 届かない!」


「了解!」


 アーサーの絶妙なコントロールにより、馬車がスライドする。ルイの太い腕が伸び、バサッ! と馬たちの顔の半分を布で覆い隠した。


「よし、視界を塞ぎました! あとは私が手綱の感触だけで馬を制御し、直進させます!!」


 馬たちは炎の存在を認識できなくなり、アーサーの圧倒的な統率力にただ従う「生きた機関車」と化した。


「炎の切れ間を狙う! 皆さん、手すりにしがみついてください!!」


 アーサーは、炎がわずかに薄くなっている路肩の泥地をめがけて、馬車を強引に突っ込ませた。


 バチバチッ!! ゴォォォォンッ!!


 車輪が炎の壁を突破する。

 車内に猛烈な熱気が押し寄せ、車体の木部が微かに焦げる匂いが鼻を突いた。馬車の窓ガラスに火の粉が散り、私たちは恐怖で目を閉じた。


 だが、ガコンッ! という強い衝撃とともに、馬車は無事に炎の壁を抜け、再び冷たい風を切って走り出したのだ。


「突破しました!!」


「よくやったわ、アーサー! ルイ!!」


 私は歓喜の声を上げた。


「ば、馬鹿な!? 炎の壁を真っ直ぐに突っ切ってきただと!?」


 前方の馬車から振り返ったカリオストロが、信じられないものを見る目で絶叫している。


「今度こそ逃がさないわ! アーサー、横に並んで!!」


 距離を詰めた私たちの馬車は、カリオストロの馬車と真横に並走するデッドヒートに突入した。


「ええい、邪魔だ! 近寄るな!!」


 カリオストロの御者が、鞭を振り回してアーサーを攻撃してきた。ピシィッ! と鞭の先端が空を切り、アーサーの顔面を狙う。


「……素人が。大振りすぎるんだよォ!」


 アーサーは片手で手綱を握ったまま、一切表情を変えずに、飛んできた鞭を空中でガシッと掴み取った。


「なっ!?」


「落ちろ」


 アーサーはそのまま強烈な力で鞭を引き寄せた。

 体重をかけられた敵の御者は「うわぁぁっ!」とバランスを崩し、御者台から引きずり落とされ、土煙の中に消えていった。


「ヒィィッ!! 御者が!!」


 御者を失ったカリオストロの馬車は、たちまちコントロールを失い、街道の真ん中で激しく蛇行を始めた。カリオストロ自身が慌てて手綱を掴もうとするが、素人に荒馬を制御できるはずがない。


「アーサー、車輪を狙え!」

 ナポレオンが鋭く指示を飛ばした。


「了解」


 アーサーは手綱を片手で巧みに操りながら、懐からフリントロック式の短銃を抜き放った。揺れる馬車の上、しかも並走しながらの射撃。常人ならば絶対に当たらない。


 だが、彼は最高のエージェントだ。


 ダァァァンッ!!


 銃口が火を吹き、放たれた鉛玉が、カリオストロの馬車の後輪のスポークを正確に打ち砕いた。


 メキメキィッ! バキィィィン!!


 車軸がへし折れ、コントロールを失った黒塗りの馬車は、国境の川に架かる石橋の直前で激しく横転し、凄まじい土煙を上げて欄干に激突して停止した。


「追いついたわ! 馬車を止めて!!」


 私たちの馬車が急停車するより早く、私はドアを蹴り開けて飛び出した。


 横転した馬車のドアが内側から蹴り破られ、額から血を流し、衣服をボロボロにしたカリオストロが這い出してきた。


 その両腕には、黄金の輝きを放つ長大な剣――聖剣ジョワユーズが、しっかりと抱き抱えられている。


「くそっ……!」


 彼は足を引きずりながら、石橋の向こう側、プロイセンとの国境線を目指して必死に逃げようとした。


「逃がさないわよ! 追うわ!」


 夜明けの薄暗い橋の上、最後のチェイスが始まった。


 日頃から庭園を駆け回り、鍛え上げている私。肉体労働で筋肉質なルイ。そしてプロの暗殺者であるアーサー。


 私たちの圧倒的な体力は、日頃の不摂生がたたっている詐欺師を凌駕していた。


「ハァッ……ハァッ……! くそっ、足が……動かん……!」


 カリオストロの息遣いが荒くなり、足取りが目に見えて鈍る。


 そしてついに、橋の中央付近で、私たちは彼を完全に包囲した。


「……そこまでよ、カリオストロ」


 私が息一つ切らさずに宣告すると、カリオストロは背後を振り返り、追い詰められたネズミのように歯を剥き出しにした。


「来るな!!」


 彼は聖剣ジョワユーズを両手で持ち上げ、橋の欄干の外、眼下を激しく流れる冷たい川の水面へと突き出した。


「一歩でも動いてみろ!! 動けば、このフランス王権の象徴を、川の底へ沈めてやる!! 激流に飲まれれば、二度と見つけることはできんぞ!!」


 彼の絶望的な脅迫に、ルイが「や、やめろ!!」と青ざめて手を伸ばす。


 だが、ナポレオンは一切動じることなく、冷ややかに、そして残酷な笑みを浮かべて一歩前に出た。


「……落とせるものなら、落としてみなさい」


「な、なんだと!?」


「あなたは『商人』であり『詐欺師』だ。その剣は、あなたにとって他国のスパイに売りつけるための『唯一の商品』であり、今のあなたを我々から守っている『唯一の命綱』だ」


 ナポレオンの鋭い視線が、カリオストロを射抜く。


「それを捨ててしまえば、あなたは価値を失い、我々に殺されるだけ。……合理的に考えて、あなたが自分の商品を手放すはずがない」


 ゲーム理論に基づく、冷酷なまでの心理分析。

 カリオストロの手が、僅かに震えた。


(ナポレオンの言う通りだ。彼は絶対に剣を捨てられない。でも、このままじゃ膠着状態になる……!)


 私はカリオストロの足元、そして彼が両手で必死に支えている「剣の重さ」に気づいた。


「……それにね、伯爵」


 私は彼に向かって、ゆっくりと歩み寄った。


「ジョワユーズは、儀礼用の大剣よ。その重量は優に数キロはあるわ。……あなたのその浅い呼吸。震える足。日常的な運動不足と、姿勢の悪さからくる明らかな『体幹の衰え』ね」


「は……? 何を言っている……」


「そんなグラグラの体幹で、不安定な橋の欄干に寄りかかって、重い大剣を片手で保持し続けられると思っているの!?」


「えっ」


 ヒュオォォォォッ!!


 川面から吹き上がった強い朝風が、カリオストロの体をグラリと大きく揺らした。


「おわっ!?」


 体幹がブレたカリオストロは、重い剣に振り回されるようにバランスを崩し、手が大きく泳いだ。


 その瞬間。


「今だ、ルイ!!」


「おおおおおっ!!」


 ルイが凄まじい脚力で踏み込み、カリオストロの懐へと飛び込んだ。


 彼はカリオストロの腕を打つのではなく、剣の『柄』の部分を、正確無比な手つきでガシッと掴み取ったのだ。


「なっ……! 返せッ!」


「僕の国の宝に、汚い手で触れるな!!」


 ルイは、鍛え抜かれた大胸筋と背筋の力を爆発させ、カリオストロの手から聖剣ジョワユーズをパワーで強引に引き剥がした。


 剣を奪われ、よろめいたカリオストロの背後へ、アーサーが影のように回り込む。


「そこまでだ、詐欺師」


 アーサーがカリオストロの腕を捻り上げ、冷たい石の橋の上に組み伏せようとした、まさにその時だった。


「――動くな、フランス人ども!!」


 チャキッ!!


 橋の向こう側、濃い朝霧が晴れたプロイセン領の森の中から、一斉に無数のマスケット銃の銃口が私たちに向けられた。


 現れたのは、黒い軍服に身を包んだプロイセンの国境警備隊、数百名である。


「そこの男は、我がプロイセンが保護する! 貴様らが一歩でもこの線を越えれば、国境侵犯として即座に発砲するぞ!!」


 将校が冷酷な笑みを浮かべて宣告する。


「助かった……!」

 カリオストロは、アーサーの拘束から必死に身をよじって抜け出すと、這いずるようにしてプロイセン側の国境線を跨いだ。


「ハァ……ハァッ……! 見たか、オーストリア女! 私は負けていない! 剣は奪われたが、私はこうして生き延びた!必ず、必ずお前たちに復讐してやるぞ!!」


 国境線の向こう側から、血だらけの詐欺師が憎悪に満ちた遠吠えを上げる。


「追いますか、王妃様」

 アーサーが短銃に手をかけるが、私は首を横に振った。


「ダメよ、アーサー。ここでプロイセン軍と武力衝突すれば、戦争の火種になるわ。……私たちの目的は、あくまでこの剣を取り戻すことだったんだから」


 私は、ルイが両手でしっかりと抱きかかえている黄金の聖剣を見つめた。


「……逃げられたのは悔しいけど、剣の奪還には成功したわ。よくやったわ、ルイ」


「ああ……。危ないところだった。でも、アントワネット……」


 ルイは、奪い返したジョゼフーズの柄の部分をじっと見つめ、顔色をサッと変えた。


「どうしたの、ルイ?」


「……この剣はただの宝飾品じゃないと言っただろ?柄の部分の細工……ここが『からくり』になっているんだ」


 ルイは、剣の鍔の部分にある「太陽王の紋章」を、指先で奇妙な順序で押し込んだ。


 ――カチリ。


 金属音が響き、聖剣の柄が二重構造になってスライドしたのだ。


「な、何これ……!?」


 柄の空洞から現れたのは、古びた羊皮紙の手記と、一枚の謎の契約書だった。


 ルイは震える手でその羊皮紙を広げ、息を呑んだ。


「……アントワネット、ナポレオン君。……カリオストロが狙っていたのは、これだ」


「太陽王が晩年、錬金術師たちに造らせていたという『究極の装置』。その設計図がこれだ。石炭や薪を一切使わず、水と大地の力のみで半永久的にエネルギーを創出する……『永久機関』の原型にして、『超文明の動力源』を紐解く鍵となるものだ……!!」


「ええええっ!? 永久機関!?」

 私とナポレオンは同時に声を上げた。


 現代の物理学ではあり得ない話だが、ここは18世紀。オカルトと科学がまだ未分化だった時代の、天才たちの狂気の産物だ。


 宝剣を巡る争奪戦は、単なる宝探しではなかった。フランスがこれから、世界のエネルギー覇権を握るか、それとも深い闇に沈むかの、壮絶な戦いの幕開けであったのだ。


 マリー・アントワネット、26歳。

 彼女のサバイバルは、オカルト詐欺師との物理的決着を経て、ついに「太陽王の遺産」という規格外の歴史ミステリーへと、猛烈なスピードで突入していくのであった。

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