空白の時間
ここ半年ほどとりくんでいた作品を書き終わり、今は若干の放心の体である。
次の作品を書いていたり、法律の勉強をしたりと何もしていないわけではないが、気分が弛んでいる。
昔の人なら悪霊がつきますよと言いそうなくらい隙だらけのような気がする。
一年の半分近くをかけるほどの価値が小説にあるとは思えないが、次こそはという気持ちが常にある。
来年はSFはやらないと思う。このサイトにある「うちゅうひこうしの歌」は完結させるつもりだが、自分の中で納得のいく結論が出たので暫くやらない。ジャンルとしてのSFとはオワコンだが、オプションとしては優秀という実感が得られたからだ。まともに殴り合ってイーガンには勝てない。理系ではないし、文系の素養では限界を感じる。
ジャンルの力はそもそも信用できない。SFだからホラーだからミステリーだからと、序盤で形を決めたくない。
将棋で学んだ事だが、形はギリギリまで決めない方がいい気がする。流れが直線的になる(読者にはその方が都合がいいが)ので、AIでも代用できそうだ。
とはいっても、大河ドラマいだてんのように曲線的なやり方が正解なのかはわからない。最近観ていてようやく絵図が定まってきたが、そこまで耐える視聴者は稀だろう。クドカン脚本の監獄のお姫様というドラマが昔あったが、うちの母は何をやってるかわからないと言っていた。ドラマは週一なので、複雑だと内容を忘れてしまうようだ。海外ドラマはレベルが高いと言われるが、あまり観たことがないのでよくわからない。
最近はジョーカーを観たいと思うが、格差社会をテーマにしているらしく重たい内容のようだ。アニメ映画はヴァイオレットと、このすばを観たのでお腹一杯だ。
来年やることはまだわからない。SF終わったと言ってもまたやるかもしれない。
空白の今が一番気楽で良いのかもしれない。




