表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/141

ヒグチユウコ 『すきになったら』

ヒグチユウコの絵本にハマっている。


雰囲気は可愛いが、よく見るとそんなに可愛くない。猫なんか時々グロテスクに思える瞬間がある。


ヒグチユウコを知ったのは『すきになったら』という絵本を書店で見かけてからだ。一目惚れして他の絵本も買った。


ワニと少女が心を通わせるストーリーなのだが、どことなく影がある。


すきなったらというのはloveなのかlikeなのか。私はloveだと思ったのでそのように話を進める。


すきになったら、相手のことを知りたくなる。と、作中にある。


ワニは本を読んでいて、少女もその内容が知りたくなって同じ本を読む。ワニは少女のヴァイオリンに耳を傾ける。


互いに相手のことを知り、片時も離れたくなくなる。最後にはわたしの一部はあなたになって尻尾が生えてしまう。


影があると思ったのは、少女といかついワニの対比があまりに強烈だからだろうか。


互いに理解しあえる前提(ワニは帽子を被り本を読む)があるにせよ初めから別の存在というのが明示されている。男女間にかかわらず殆どの人は異質な他者を排除して生活している。私も多かれ少なかれそういう面がある。


だからこそこの本に惹かれるのかもしれない。他者の喜びも悲しみも知ろうとする強さがこの本にはある。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ