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エッセイ(仮題)

好きなものを聞かれるとまごつく。

答えたくない。羞恥の意味もあるが、本当に何も話したくないこともあり、カレーライスと答える。

カレーライスが好きかと問われれば、別に好きでもない。本場のカリーは美味しいのかもしれない。それでも日本人の舌に合う最大公約数に近い味の市販のルー以上のものはあるのだろうか。スパイスから作る必要があるだろう。それも気の遠くなるほど根気が要るのではないだろうか。

近頃、余り心動くこともなくなり、映画に行っても絵を観ても、「さうなのね」という紋切り型の電気反応が起こるのみである。

死ぬ前に、一度でいいから楽しいよ! ウッキャッキヤとか言ってみたいものだ。

ハロウィンの時の皆さんは、楽しそうで羨ましいです。死ね。乳出してんじゃねえ殺すぞ。

文章を書いても、見直すと他人が書いたような寂しさもあったりする。

「ふーん、さうなのね」

割りと今の自分に満足してしまっているのだろうか。嫌だ。

仏に会うたら仏を殺せというのがあるけれど、たかみなが、座右の銘にしているらしくなんか嫌だ。

こうしてエッセイの真似事をしているのも何か嫌だ。

誰かに読んでもらうのを期待するのも嫌だ。

書いてるうちに気持ちが楽になってるのも嫌だ。

書いてるうちに、無軌道だった文章に流れみたいなものを見出して、こなれてる気になっているのが嫌だ。

嫌なことだらけだ。

絶望した!

というオチになると思った君は、シャフトアニメの見過ぎです。昨日は三月のライオンを観たよ。将棋あんまりしないよね。ここだけの話、私は将棋が全くわからない。

「ふーん、さうなのね」

先週買ったニルヴァーナのアルバムのトラック12を終わったと思って暫く放置しておくと、急に音楽が流れるよ。怖かった。

「ふーん、さうなのね」

なにを書いているか思い出せない。

君の名は。


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