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第二十四話 遊園地に……

 

 マンションを出て行くといつも通りゾンビがいっぱいいる。


「おりゃあ!」


 当然のごとく、ユウサクは華麗に聖剣を手で回しながら近づいてきた敵をざくざくと切る。


「もうこれが日常になりましたね」


「そうじゃな、私じゃ爆発でゾンビを大量に持ってきてしまうし」


 美波とユユがユウサクの戦いを見ていた感想であった。


「いやいや意外に苦労してるからな? どうやったら血が掛からないで済むかとか」


「その時点でおかしいですね」


 美波は指摘するがユウサクに取ってはこれがあちらの世界では当たり前の日常なのだ。


「ようやく、着いたらしいぞ?」


 聖剣離すユウサクは大きな看板を見て言った。


 美波が上を向き地図持ちながら確認する。


「確かにここですね」


「よし、行くのじゃ!」


 飛び出して行ったユユ、小ちゃくて元気であり遊ぶ物が無かった……いや姫として出来なかった少女。そんな様子を見てユウサクは嬉しかった。


「さて久しぶりだし、私も行こうか」


 昔に遊んだことを思い出してユウサクはウキウキしていたのだ。


「随分嬉しそうですね? まぁこんな時だからこそ楽しまないと損です」


 キリッとした目に胸下が少し上がるようにストラップを形に吊るす形で着る、トップラインの格好をした後ろで髪を結ぶ美波が言った。


「今更言うが……似合っているぞ」


 異世界では中世ヨーロッパで貴族はドレスが多いから少し肩が出てて、色っぽかったが子供に欲望するユウサクでは無い。


「ありがとう……ございます」


 少し微笑みながら、赤くなりながらも美波はウインクした。


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