第二十一話 他の異世界人
不参を見ながら、ユウサク達は近づく為に歩き始める。
「ん? 魔力の消えた」
ユウサクの質問にユユは眉を寄せて、
「どうやらバレたらしいな」
「相当な実力だったか」
異世界人の居場所に着く手段が無くなってしまうのだった。ユウサク達は取り合えるその位置まで行ってみようと思った時、
また、しても銃弾が発砲された高い音が聞こえる。
「少しは学習した方が良いと——む!?」
ユユが前回と同じよう結界を張るが、銃弾は急に魔力を帯び始め、ミシミシ割れてきた。
それを見てすぐさま近寄りユウサクが聖剣で切り出す。
切った後、すぐに戦闘状態ができるような構えになり、銃弾が来た方向に向いた。
「私は本村と申します、ここは私のエリアなんで入らないでくださいね?」
軍事服を着て銃を片手に持つ男がいたのだ。
そう、ここの世界では初めてとなる、異世界人との接触だった。
ユウサクは視線を逸らさず、軽くお辞儀をする。
「悪かった別にエリアを荒らしに来たわけじゃない。情報交換がしたい」
それを聞きほむらは顎を撫でながら、
「面白い方がいますね、いいでしょう今回のところは許してあげましょう」
ほむらはメガネの位置を整えると座った。
「それは助かる。私達はまず避難所の事について聞きたい」
「避難所を教えることができませんよ?」
ユウサクの問いに即答で答えたほむら、お互いに目を細くする。
「タダで手に入ると言うことが気に入らないだけです。情報とは相手が知らなけれ価値があるのも、それは私も同じ事です」
「「…………」」
ユウサクは黙り込んてしまい。また、ユユも考え込んでしまう。
当たり前である、何せこちらの世界に来たばかりなのだから、
「では、貴方は何を私達に望みますか?」
それに対して美波が堂々と言ったのだ。ほむらは少し口元が上がる。
「面白い、うん……なるほど、お嬢さんは私が欲しい情報を持ってなさそうだからあえて聞いたのかい?」
「はい、異常にゾンビ種類が増えているゾンビの特徴を知りたい訳じゃないでしょ?」
ほむらはチョコレートを胸ポケットから取り出し、パクリと食べながら、
「確かに、それは大事だろうけど、私には興味がない。教えるには価値が足りないね」
「なら、今は持っていませんけど貴方が興味を持ち、どうしても知りたそうな情報を話したら教えてくれますよね?」
美波の話の内容にユウサクやユユが驚いている中、ほむらは肩をピクピクを動かす。
「凄い、気に入った! いい情報を教えよう。最近ここを通る謎青いフードを被った男がいる。そいつを此処まで持って来てくれたら教えても良い」
興奮し、ほむら心から声を掛けるような表情だ。
それにユウサクは何か思い詰める様な顔をする。
「言いたいが、どれぐらい強い?」
「ふむ……ではサービスだ。私が捕まえ様と動いた瞬間、姿を消し、気配すら無くされた。ゾンビの代わりにエイリアンを操る男だ」
「エイリアン?」
「まぁ、出来なければ——いずれ貴方と戦う時はくるかも知れませんね、勇者初めてですので手加減よろしくお願いします」
ニヤリと笑い、ほむらはユウサクが聞いた事について答えず降り去った。




