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第十六話 マンション

 

 誰かに使われていたらしきマンションに入って見ると、部屋に鍵をかけベッドに転がる。


 そしてカップラーメンを作って3人で食べていた。


「魔法って便利ですね」


「あー基本的にね、疲れるけど」


 美波がカップラーメン見ていながら言い出し、ユウサクは魔法の欠点を教えてた。


 ユユはしぶしぶとカップラーメンの麺を見つめて、


「何故私は王様なのに保存食を食べないといけないのだ!」


「そういう時はこれには大いなる闇を感じる! これは呪われし物だって!」


「何言ってるのじゃ?」


「何でもありません」


 ユユは美波の言葉に首を傾げる。そんな様子を見て頬赤くしながら俯いてしまった。


 どうやら歩きながら聞いた話、美波は昔、中二病だったらしい。闇が使えた? まぁ定かではないが次々に呪文を言った点、相当な実力者だったのであろう。


「まぁ確かに呪いみたいな食べ物だな」


「え!? そうでしょ?」


 美波に同感したユウサク、腐る、1日前に食べさせれば腹を壊し殺す事が出来る。


 ユウサクの考えが分かったのか、ユユは荒い息を立てながら、


「恐ろしいことを考えるのじゃ、勇者は! 全く、私の約束のことも忘れるし、これでも怒っておるのだからな」


「美味しい物を食べさせられなかった件では謝る、代わりと言っちゃなんだが明日本屋さんと花屋に行ってレシピと植物の種を取って来ようと思うんだ。そうすればあちらの世界でも作れるから作ってやるよ」


「約束だぞ、全く……」


 そう言いながらぶつぶつ食べるユユ、意外に美味しそうに食べるのを見守る。


 途中でユウサクは立ち上がると、二人に聞いた。


「お風呂入れるけど入る?」


「入ります」

「入るのじゃ!」


 2人は同時に言い、お互いに顔を見合わせるとプィっと顔を降らす。


 そんな様子を見てユウサクは笑って風呂にお湯を入れに行った。


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