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第十五話 二回戦
「む!? 変形している」
顔達が動き出す、それをユウサクは、目を細くして見ている。
「うわーっ、いっぱいゾンビで出来上がったのじゃ」
卵から虫の赤ちゃんが生まれるかの様に、次々に顔が体を抜け出し、一体一体のゾンビになった。
そして大きなゾンビは穴が開いているのに、平然と————、
逃走したのだ。
「「「…………」」」
まさか逃げると思っておらず、ユウサクは急いで指を刺した。
「取り合えず、爆発させろ」
「やじゃ! 顔爆発100回と言う達成感が無くなるじゃ!」
「知らねぇぇ、ああもう追っかけてくる」
ユウサクは上からもう一度降りてから、ゾンビ達をバサバサ切り裂いて行く。
「あのデカイゾンビ穴が開いているせいで軽くなったのか逃げ足速ぇ」
ゾンビ達が邪魔で見えないところまで逃げられてしまったのだった。
「どうします? 追いますか?」
「いやあのままでいいだろう」
美波の質問に答えたユウサクはすぐさま移動する。
こうして決戦は終わったのであった。




