第十話 偽りだらけの薄情~Heartless full of lies~
またデスパレを読んでいただきありがとうございます。
第十話ではテーマである家族の在り方を書きました。
そして、この話で第二章は終わります。
それでは第十話スタートです。
第十話の主な登場人物
生田勇樹:主人公『死神』
生田ウェン(フィリピン人):妻『聖鬼母』
生田星来:息子『ヒーロー』
ジーン(フィリピン人):家族的存在『アイドル』
生田尚樹:勇樹の弟
チェバ(フィリピン人):尚樹の恋人
最後に現れた男:???
第十話 偽りだらけの薄情~Heartless full of lies~
私たちのマスクは DGs との戦いで壊れてしまった。
生存者の中に工作が得意な人がいた為、新しくマスクを作ってもらった。
私のマスクは以前と見た目に変わりはないが、三重構造になっているらしく、防御力もかなり高い。目の部分に黒いフィルターを付けてもらい、細くしていた目の部分は少し広くなり、ゾンビの返り血で視界が悪くなることもなく、むしろ以前よりも良く見えていた。
更に、中に内部電池を組み込ませ、LED でマスク自体が発光する仕組みだ。
これが私、生田勇樹の『死神』マスク。
構造は同じで、ウェンの性格や特徴を捉え、右半分が優しくて美しい女性の顔をした装飾で、左半分は角が生えた鬼の形相をした装飾になっている。心に寄り添ってくる聖母のような部分と、反面の怒らせた時の鬼のような形相をあしらっているらしい。
これが、生田ウェンの『聖鬼母』マスク。
こちらも構造は同じで、星来の男らしさと、子供ならではの憧れから、ヒーローのような顔を装飾している。まさにピンチに現れる正義の味方というようなマスクだ。
これが、生田星来の『ヒーロー』マスク。
そして、こちらも構造は同じだが、装飾した人もジーンの可愛さに魅了された一人だった。手の凝りようが違っていて、まさにアイドルフェイスをした装飾に、おまけで猫耳の様なものまでついていた。マスクを取らなくても、かわいいというのをアピールしたかったそうだ。
これが、ジーンの『アイドル』マスク。
いつの間にか広まったのは、死神の固有名詞だけではなく、死神一行と呼ばれるようになっていった。
刀も 1 本は壊れてしまった為、ジーンが博物館で新調してくれた。
三月十四日午前九時五分
私たちはスポーツ用品店にいた。
季節が変わりゆく中で、衣替えも必要になってきたからだ。
ランニングレギンスにハーフパンツを合わせたり、上のウェアもフィットタイプで、フード付きのランニングジャケットを合わせれば、マスクも固定がしやすくなる。もともと、フードを被った状態からマスクに取りつけているゴムで固定をしていた。髪の毛や肌を見せることなく、ゾンビには人だと思わせない為だ。
「よし!なんだか、一気にお洒落になった気分だな。」
ジーンがピンクのウェアを見ていた。
「カワイイ。クロダケキレル。サビシイ。」
ウェンが無言で、ジーンが見ていたピンクのウェアをバッグに入れた。
バッグの中には既に白いウェアが入っていて、ウェンがジーンに微笑んだ。
「アテ!ダイスキ!」
ジーンがウェンに抱き着いた。
三月十八日午後七時
私たちは、誰もいなかったモールの中で過ごしていた。
そわそわしているジーンに星来が近づいた。
「ジーン!こっち来て!」
目を瞑らせて、星来がジーンの手を引いて歩く。
「目をあけていいよ。」
「OMG!Thank you!I’m so happy!」
今日はジーンの 19 歳の誕生日だった。私とウェンが装飾ライトでハッピーバースデーの文字を作り、贅沢に缶詰を沢山開けてフィリピン料理っぽくウェンが作っていた。
ジーンは感動して泣き、沢山食べていた。
「アリガトゴザイマス!ワタシシアワセ。クヤ、カッコイイパパミタイ。アテウェンワヤサシイオネーサンミタイ。セイラワワタシノオトト!」
ジーンは下を向きまた泣いてしまった。
「How is my family doing?」(私の家族元気かな?)
私たちもその言葉に泣いてしまった。
いつも元気なジーンだが、家族の安否も分かっていない。いつも感情的に泣く事はよくあるが、寂しさは今まで一度も見せてはいなかった。
「You are our family now!」(今は、あなたは私たちの家族だよ!)
ウェンと星来も泣きながらジーンに抱きついた。
自分の家族に会えない寂しさを押し殺していた事がこの日、大粒の涙で一気に溢れでてきたのだった。
「出発前に言っていた、いつか行けるって話。もしかしたら、何処かに飛んで行った菅原達の場所が分かれば、そこには自衛隊がいて、船やヘリ、もしかしたら飛行機もあるかもしれないな。」
特に確信はないが、それっぽく思ったことを口に出した。
「Oh!ソレ!スギャワラ!ミツケテ Philippines イクネ!」
ジーンは涙を拭い燃え上がった。
まぁ、なんにせよジーンは紛れもない私たちの家族だ。
三月二十三日午前九時六分
いつものように、ショッピングモールを一つゾンビから解放した。
駐車場に行くと、そこには生存者達がいた。
「下は、解放されました。安全ですので、食料や日用品を取りに行ってください。」
いつものように、感謝されていく。
私は、そこにいたある人物に気が付いた。
「尚樹!?尚樹じゃないか!」
私は尚樹の元に駆け寄った。
最初は尚樹も私が誰か分かっておらず。マスクを外した。
「え?兄ちゃん!?死神って兄ちゃん達だったの?」
握手を交わし、星来とウェンも寄ってきた。
「ひわとたいじゅも一緒?!」
尚樹は下を向いて、語らなかった。
ジーンは誰と聞いてきたので、弟だと答えて、お互いを紹介した。
このパンデミックの間に何をしていたのか聞いたが、何も答えなかった。
暫くすると、男と談笑しながら一人の女性が近づいてきて、男は別の方に行った。
「はい!水と缶 Foods。オサケモモラッタ。」
その女性は尚樹に下から持ってきた物を渡した。
私たちは呆然とした。
「誰?」
尚樹は慌てながら答えた。
「パンデミックから、避難してる時に会った人だよ!仲良くなってさ、たまたま気が合ったから一緒に過ごしてただけ。本当だよ!」
尚樹は昔からそうだった。
表向きは、信用させる言葉ばかり使い、周りを取り込んで行く。しかし、実際は嘘だらけだった。もともとギャンブルが好きで、パチンコやスロットをやっていたが、いざ子供ができて辞めると宣言したが、一切辞める事はない。更に奥さんには残業と偽り、毎日ギャンブルをしていた。金を借りに来ることも多々あったが、すでに借金まみれだった。
人付き合いと謳い酒と女も好きで、よく飲みに歩いていた。家族のこと等一切気にかけてはいない、自分の家族にすら薄い膜で覆ったような、軽薄な男だ。
まるで正反対な私と尚樹だったため、ウェンは尚樹のことを軽蔑していた。
ジーンが女性の顔を凝視して、思い出したかのように言った。
「チェバ!ワタシ Philippines イタトキ、シッテル!」
どうやら、チェバも思い出したようにジーンの口を押さえて、ひそひそ話をし始めた。
なんとなく、理解が出来てきたが家族として、兄として責任を果たすべき事がある。
この 2 人の口から真実を聞き出すために、私たちはこのモールに滞在する事を決意した。
ジーンからチェバという人物の事を聞いた。
この女もまた、表面だけの薄い人間性で、人に偽っては自分だけが得をするという事を繰り返し、更に、目上や権力のある人間には最大限に媚びて、そこでも得をえるという事を行っているらしい。無害に思えるが、その実、職場では被害を受けている人間も多数いたそうだ。つまり、媚びては他人を蹴落とし、落とされた人間は気づかぬまま、不要の人物と成り下がり評価を落としている。
この女にも子供がいたそうだが。
午後六時二十分
「ここも、ついに死神一行が解放してくれました!しかも、その死神は俺の兄でした!皆拍手!沢山の犠牲がありましたが、これでこのモール内!更に、近辺の施設もある程度行き来できるとの事です!それでは、乾杯!」
モール内にあるお酒やジュースを全て運び込んだそうだ。皆の笑顔が溢れている。
尚樹は、リーダーとして取り仕切っていたらしい。
私もお酒を飲んだが、澤田さんと飲み交わした以来になる。
尚樹とチェバは毎日飲んでいたそうだ。
生存者の方たちが沢山話しかけてくる中、星来は同年代から話かけられ、ゾンビの倒し方や経験を武勇伝として語っている。ウェンは女性陣相手に缶詰のアレンジを教えていたり、亡くなった方たちに手を合わせていたりしていた。ジーンには男性が話しかけて来る事が絶えなかった。ジーンは、愛想笑いはしない。顔に出るタイプだから分かり易くて自然体なのもまた男受けもするのだろう。
そのジーンに嫉妬してか、チェバが男性陣に一緒に飲もうと引きはがそうとしていた。
こういうタイプだ、自分が一番だと思われないと嫌なのだろう。
ジーンは特に気にも留めておらず、男性陣がいなくなった隙に、私の隣に座った。
「チュカレタ。」
「お疲れ様。ジーンは尚樹とチェバの事をどう見てる?」
「ゼッタイフタリワ boyfriend ト girl friend、チェバワスゴイウソツキ。オトコスキダカラ、ワタシヨリトシウエダケド、Philippines デモキライナヒトイッパイイタヨ!」
やはり、そうだろうと感じていた。
生存者の方々と会話をしていく中で、あの 2 人の所業が分かった。
自分達は一度も下に降りた事がなく、全て指示を出していたそうだ。何とか、確保できた食料を皆で平等に分配をする。しかし、「あとで返すから、今必要だから分けて欲しい。」
「ミンナ貰ったね。デモアッチの人タリナイカラ、私モッテ行きます。」配られたはずの食料だが、配った後に言ってきて、少しずつ増やし自分達 2 人だけの物が多くなっているそうだ。
返して欲しい事を伝えると。
「そんな事言ってない!」と言われ、更に周りに同調を求めてはその人が悪者にされて、次回の探索メンバーに決められていたりした。
もともとは 100 人以上いたそうだが、今では半数以下だった。
後は、本人たちが真実を語るのを待つだけだが、語りそうもない。
三月二十四日午前六時
いつものように同じ時間に目が覚めた。私たちも 4 人用のテントを持っていた為、そこに寝ていた。
既に数名の人達が起きて挨拶をした。
「おはようございます。なんかリーダーとチェバさんがいないみたいですよ。」
私は不思議に思ったが、2 時間後に 2 人は帰ってきた。
2人は手に食料を持っていて、何処に行っていたのかも言わずに、皆に配っていった。
どことなく裏のある笑顔だった。
3 人がテントから出てきた。
「ジーンちゃん!おはよう!あったかいココアあるよ!ウェンさんも星来くんもどう?」
生存者の男性が温めていたお湯を 3 人のコップに入れた。
このことも気に入らないのか、
「俺たちがここのリーダーで食品とか取りに行ったのに、なんでこっちはないの?」
「アァ!ダイジョブダイジョブ!リーダーだから、ユルシテあげなよ。私はあとでいいから。あとでチョウダイネ。」
それを、見ていて思ったが一連の流れが全て薄っぺらく感じた。
午前十一時
私たちはモール内で使えそうな物を探していた。
そこには既に生存者達がいて、何やら不満を吐露している。
「俺はずっと我慢していたんだ!あいつらにいつか全て持って行かれる!」
私たちが顔を表し、話を辞めてしまったが、相談があるという。
「死神さんたちは命の恩人です。あなたの弟ですが、リーダーとしては全くダメな人間だ。あのチェバが有利になるように全て働きかけて、俺たちをまるで駒のように使い捨てていく。見て分かるでしょ?俺たちの食料はギリギリ生きていけるかどうか。でもあの2人は見た目も健康そのもの・・・。」
私はけじめとして話し合いをする事を約束した。星来も 2 人の従姉弟の安否が気になって仕方ないようだった。
再び駐車場に戻り、尚樹とチェバを呼んだ。
「ここからは、正直に話してほしい。」
私が真剣な表情で尚樹に言った。その周りには生存者達が囲んでいた。
「奥さんと子供たちはどうした?」
私が問いかける。
「だから、言ったじゃん!仕事で、帰れなくてここに避難したの!」
ウェンがまるで千里眼でも持っているかのように、鋭い言葉を発した。
「ウソ!アナタトチェバガイッショデショ!?」
確信を付かれたかのように、2人は目を合わせて黙った。
「ここからは、私の憶測でモノを言うが、違ったら否定をしても構わない。まず、緊急避難の発令があった 1 月 8 日は、お前たちは最初からここにいて、デートをしていた。いつから 2 人の関係があるのかは知らないが、2 人の様子を見る限り、何年も経っていそうだよな?そして子供達や、お前の奥さん、チェバの旦那さんには連絡がとれないままここにいた?違うか?」
尚樹が頷いた。
頷いた瞬間に私は、尚樹の顔を力いっぱい殴っていた。
~勇樹と尚樹~
5 歳離れた兄弟で、小さい頃はよく一緒に遊んでいた。
次第に成長していくと共に、全く正反対の性格になっていった。
勇樹は寡黙だったが、人一倍思いやりと優しさに溢れていた。
尚樹はよく喋り、人付き合いも多く親しみやすい人間だった。
だが、お互いに家族を持ち進んでいた道は違った。
仕事が終わると、勇樹はすぐに帰宅して、家事の手伝いや子供と遊んだりと、家族の時間を大切にしていた。
尚樹は、ギャンブル、酒、女と仕事帰りには毎日のように外で遊んでいた。
勇樹が何度も注意をしても、変わる事はなかった。
尚樹はいつまでたっても自分が大事で、自分が可愛がられていると思い、歳を重ねても子供ができても、自分だけの為にしかお金を使わなかった。
見かねた勇樹は、休日は子供達をよく連れてキャンプや、外に遊びに行っていたり、家にも泊まらせていたりもした。
勇樹は尚樹の子供達も大好きだった、それはウェンも星来も同じだった。
「お前は自分の命しか守っていなかったんだ!子供たちの幸せを願ってなんかいなかった!どこまでいっても甘えてきた人生!」
突然、尚樹とチェバに異変が起きた。どうやら、腹痛のようだ。更に湿疹も浮かびあがってきた。
それをみていた生存者が笑いながら言った。
「まさか、あの噂を信じていたわけじゃないっすよね?」
私は理解が出来ず聞いてみた。
「魔女の噂がこの辺であるんですよ。魔女から薬を貰えれば、ゾンビにならないって噂があるんです。なんか、その副作用が湿疹と腹痛とかいうのも広まってまして。」
2人は恥ずかしくなりながら、1 階まで降りてトイレに駆け込んだ。
どうやら朝いなかったのは、近辺にゾンビがいなくなった事を良いことに、その魔女を見つけ出して、薬を服用したようだ。
結局はまた、自分達だけが助かりたいと自分勝手な行動から招いた結果だった。
生存者達も、いい気味だと笑っている。
数分後
1 階から悲鳴が聞こえた。
私たちはすぐにマスクと刀を手に取り、吹き抜けになって下が見渡せる所に移動した。
「何が起きた?」
他の生存者達も下を見ているが、悲鳴だけが聞こえていた。
入口の方を見てみると、解放後に設置したバリケードが移動されていて開けっ放しの状態になっていた。
きっと朝に 2 人が開けて、戻さなかったのだろう。ゾンビが侵入してきたのかもしれない。
トイレの方から、チェバが這ってでてきた。足が片方食い千切られていた。
私たち 4 人は急いで 1 階に降りた。
その光景に絶句して、涙が溢れてきた。
そのゾンビは紛れもなく、尚樹の妻。そして、奥の方では 2 体のゾンビに抵抗する尚樹だったが、そのゾンビは見るからに子供であった。
「パパ。あれって、ひわとたいじゅだよね?」
星来も愕然として、泣きながら震えていた。
「ハヤク!ゾンビ殺して!」
チェバが私たちに叫んできた。
「モウカマレタラムリ。ナンデワカル?アナタタチウソバカリ。ママトコドモタチオコッテル!」
ウェンはチェバに言い放ち、チェバは後悔と死を覚悟したかのように動く事はなかった。
ウェンが涙を零して尚樹の奥さんに止めを刺した。
「テンゴクデシアワセニナテネ。 」
そっと目を閉じさせた。
尚樹は抵抗を続けていた。奥の方から、早く助けてくれと叫んでいる。
既に、噛まれた跡がある。私はゾンビの子供達の後ろから尚樹に話しかけた。
「お前が、家族を幸せにしようとしなかった結果だ!子供たちの顔はどうだ?笑ってるか?子供は勝手に成長すると思ってるのか!?お前は道を作ってあげていなかった!子供がやりたかった事に否定をするな!子供の為なら自分の事は後回しで、自分を犠牲にしろ!散々言ってきただろ!これは、偶然なんかじゃない!自分達が招いた必然の結果だ!」
尚樹は子供達の顔を見た。
ゾンビとなった顔は、人の肉に噛みつきたい、まるで狂犬のように酷い顔だった。
尚樹は抵抗をやめて、喰われていった。
「ごめん。ダメなパパだった・・・。」
チェバにはジーンが止めを刺していた。
尚樹の体を貪る 2 人の子供達を、星来と一緒に止めを刺した。
午後五時二十三分
私たちは先程のモールにいた生存者達と別れを告げて、尚樹たち家族の死体を河原に運んだ。
尚樹とチェバはモールに置いてきた。
生存者達が処理をするという約束だが、今までの恨みを晴らすためにどういう扱いになるかは分からない。
「星来。ここ覚えてるか?皆でバーベキューしたり、川遊びもしたり。」
思い出すと泣けてくる。
だが、家族との思い出の中に尚樹はいつもいなかった。
星来は、子供達の手をぎゅっと握ったまま静かに泣いていた。
「オワカレ。」
ジーンが 3 人の死体に油をかけた。星来がマッチに火をつけて投げ込む。
ウェンとジーンは祈る。
私と星来は、炎を見ながら身を寄せ合った。
「We are the Grim Reaper. Save the soul from Heartless people full of lies. Please deliver it to heaven.」(私たちは死神。偽りだらけの軽薄な人達から魂を救い。どうか天国へ届けて下さい。)
第二章 終わり 第十話 終わり
四月三日 午前十一時
桜も満開を迎え、春の麗らかな日差しと共に、私たちは桜並木を歩いていた。
そこに、黒い車が止まった。
窓が開き銃口を突き付けながら問われた。
「お前ら人間か?ゾンビか?」
第三章に続く
弟との再会は熱い展開ではなく、少し冷えきったようなそんな内容でした。
DGsとの戦いでボロボロになったのは、体だけじゃなく装備品も、そこから新調されてそれぞれのマスクに個性を持たせて通り名にも。
ジーンに対する家族愛も書けました。
次回は第三章になります。
次回予告
出会った男に連れられた勇樹たち、その場所とは。
第三章 楽園 第十一話 夢に描いた場所
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