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私小説 2・0  作者: 角筆夫
日常
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害鳥


 これは十年前のことなのであるが、実家のボロアパートのベランダに鳩が巣食うことがあった。何度も追い出したのであるが、いつまで経ってもやってくる。というのもどうやらウチの父親が鳩に餌を撒いているからだ。


 いくらやめろと言ってもやめない。そうこうしているうちに、親父は、アルコール依存で入院することになった。その間に、鳩を寄せ付けないようにしないといけない。色々調べたが、まず、鳩用の防護ネット、というのを考えた。


 しかし、これは取り付けがめんどくさい。しかも、暴風雨とかが来たら、取れてしまう。春先の風でも取れるだろう。あと、日が差さなくなる。もっと別の方法を考えるしかないと思ったら、もっと簡単な方法が見つかったのだった。それは、ネズミ取りの罠をベランダに置いておくことである。


 ホームセンターで5つで800円という格安で売っていたので、それを仕掛けたら、鳩が一匹捕まって死んでいた。それを、大きなタッパの中に入れて、スーパーのビニール袋でグルグル巻きにして、可燃ごみの袋に入れて捨ててしまった。これは捕まると、確か罰金刑かなんかだと思ったので、あまりお勧めできないが、あまりにもしつこい鳩の場合はやった方がいい。もう一匹、鳩が来ていたが、流石に数日、パートナーが死んでいるのを見た後では、ベランダに来なかった。


 本当に、鳩害に困っている人は多いと思う。それなのに、大っぴらに鳩を殺すというと、また動物愛護の輩が吠え出すのだ。いや、お前ら、そこじゃねえだろ。まず、犬と猫の処分をゼロにしろよ。お前らが一人20匹ずつ飼えよ。それで話は済むだろ。な?


 あるいは、森に離して、熊の餌にするのも良いかもしれない。だが、熊は、犬猫猪とかは狙わないのらしい。というのも、色々抵抗してきてめんどくさいからであろう。彼らは、木の実や、畑の野菜などを食べるのである。


 私も今日は、コンニャク、ハム、えのきを焼いたやつと、ご飯と、味噌汁で済ましてきた。ダイエットだから、これで一日の分はおしまいである。あと、もずく酢のパックは食べたか。今、冷蔵庫には、もずく酢と納豆しかない。これとご飯と味噌汁ではキツいので、明日は、ひき肉でも買おうかなあ。はあ。また、マグロのたたき、半額で売ってないかなー。私の生活は、半額サービス頼りである。しかし、これでもたまに暴走するので全然痩せない。

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