表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私小説 2・0  作者: 角筆夫
日常
PR
3/30

再会


 そして、私は会社から家に帰る途中で、ドラッグストアで、米5キロ2780円を買うのであったが、ここで、いつもは余っているほうれん草がなくなっており、その代わり、マグロのたたきが半額だったので、急遽、予定変更をして家まで帰ったのだった。


 結局、ご飯、えのきの味噌汁と、マグロのたたきという夕食になった。マグロにはたっぷりマヨネーズをかけて食べる。最近、私は腹が出てしまっている。もう明らかにデブと言っても良いだろう。しかし、だからこそ、これまで、弁当とカップラーメンで済ましていた食事を完全自炊にしようという野望に燃えているのである。


 とはいえ、昼食は、カップラーメンだったが。そこは、我慢しようとして仕切れなかったのだ。そもそも、今日は出勤の予定じゃなかった。いきなり出勤ということになったのだ。でも、得られるものはあった。あの美しやのエリちゃんと、ちょっと話ができたからそれで幸せだった。


 エリちゃんは、綺麗な会社の後輩で、しばらく病気で休んでいたが、復帰したのである。活発であり、可愛げのある女性で、底抜けに明るかったが、おお、ようやく少しは仲良くなったかと思ったら、休んでしまったのだ。しかし、すぐに復帰してくれた。


「おお。復活したね!」


というと、


「やだ。昨日会ってますよ」


といってきたのだった。これには驚いた。いつの間に、復活していたのだ。不在の時、私の頭の中では、エリちゃんのことでいっぱいいっぱいだった。いつか、また会えないかなあと思った。「もし、もう一度、会えたなら、全てうまくやるんだ」という歌詞があったが、誰の歌の歌詞だが忘れたが、それを頭の中で繰り返していたのだ。


 でも、まさか、本当にまた現れるとは思わなかった。どこかで、一生会えない、叶わない夢のようなものだったのが、また、一気にパッと出てきて、笑顔でこっちを見ているのだ。彼女のどこが良いのだろうか。いや、それはもう書いたか。好きとか嫌いというのは、以心伝心してしまうものである。


 それは、好きという感覚が、頭の中で孤立しているのではなくて、ある意味で共振作用だからである。しかし、多くの人はそこで読み違いをしたりしてしまうのであるが、今回はそうではないような気がすごくするのだ。これぞ、宿命というやつなのであろうか。わからんが、この人なら大丈夫という気持ち、この人でジエンドだという決意さえ伺えた。



 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ