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私小説 2・0  作者: 角筆夫
逢引
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28/35

警官


 何かとんでもなくやばい話を書いてしまったような気がするが、しかし、このまま、私の観察していた「なろう」の作家達の話に持ってゆくと、彼らの生態はとんでもなく参考になることが多い。まず、味方を平気で斬り殺す奴が多い。つまり、裏切りというものである。


 というのも、やはり、アクセス数を稼ごうとしているので、ちょっとでも自分の作品のアクセス数に影響が出ると思ったら、平気でブロックし合うのである。これはしかし、そもそもが友達になるためにこの投稿サイトを利用しているわけではないので、当たり前のことであろう。


 そして、新興宗教の教祖みたいになろうとする奴も多い。たまに、カルト化して、「ほら、僕たちほど賢い人達っていないじゃないですか」と、気持ち悪い知的サロン状態になっている人達もいるし、活動報告で、気に入らない人間を吊し上げにしてリンチにして、それを楽しんでいるような人達もいた。


 まあ、私はそれほど他人の描いているものに興味ないので、詳しくはわからないが、「なろう」の作家達の生態を調べるだけで、ある意味とても面白い小説ができるだろう。だが、私にはサンプル数が足りない。あと、私が事実を書くと、彼らは「嘘だー」とピギャーピギャー叫び出すのも、これもパターンである。つまり、彼らの「美しい物語」に沿って、彼らを表現しないといけない。


 たとえばA氏なら「天才文学者」として、彼のことを言挙げしないと、彼は私のことを「真実を見ていない」と罵倒してくるのである(笑)長年やっている「なろう」のコテハンの人達で、彼ほど極端な人はいない。だから、彼は孤立しているが、やはり、平均的なコテハンの人達は、この界隈で彷徨いているのが長くなると、人間的に、「これはキチガイムーブだな」とわかってくるのだろう。環境適応というやつだ。


 しかし、そういう(比較的)まともな人達が集まって、A氏のような目に見えるキチガイを揶揄うというような形にはなっていることだろう。さっきのリンチ集団もそうであるが、彼らはTwitterとかで交流して、目立つキチガイとバトルを繰り返していたりもしている。まあ、いずれにせよ、人間皆キチガイだとは私は思っている。なお、この話は会田鉄夫のことを言っているのではない。会田は作家活動はしていない。しかし、私にしても会田にしても……まあ、小説とはそういうものなのだろう。


 すると、警官がやってくるのであった。そして、私に「どうかしましたか」と声をかけてきたのだった。いや、私はどうもしていない。たんに動物が集まっているだけだ。と私は釈明したら笑顔で遠ざかって派出所の中に入ってゆくのであった。

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