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20.悪意ある食卓と見える嘘①⑥エマの手紙

ジェフ・ラザフォード→年配の男。傲慢。

リサ・ラザフォード→ジェフの妻。

メーガン→ジェフの秘書。ジェフの不倫相手。

イブ・ラザフォード→ジェフの娘。

ハリー・ラザフォード→イブの夫。娘婿。

若者二人→ジェフに会社を潰された家の息子。ウーズリー家?


アレックス・ブライト→アレク、端正な顔立ちに完璧なエスコートを見せる色男。

フィンバート・グレンドール→フィン、好青年、警察、アレクの知り合い

セルジュ・ノクス→フィンの相棒、鑑定官、アレクの知り合い。柴犬みたいな男。



 昨日の夜はアレクのことで頭がいっぱいだった。寝て起きたらリセットされたのか、ブリジットは清々しい朝を迎えた。


 ベッドから手を伸ばしてメリィが置いてくれたエマの手紙を封を開けた。


《大好きなブリジットへ


ハロー元気してる?

私は今大変よ。

ここは海の幸が豊富なビーチなの。

だから早速海の幸を食べたんだけど、移動した日の次の日に食べた牡蠣に当たったの》



ここまで読んでつい声が出た。


「あらまぁ、エマのことだから慌てて火を十分通してなかったんじゃない?」


とりあえず続きを読んだ。


《わかるわ。エマはそそっかしいからあまり焼かずに十分に火が通ってなかったんじゃない?ってあなたならそう言うんじゃないかしら》



「完全に読まれてるわね。そう思ってたわ」


 ブリジットはエマの手紙に一人で突っ込む。

 


《違うの。十分に火は通したし生でも食べれるくらい新鮮な牡蠣だったの。


ダメだったのは私の体調。移動の次の日に食べたから疲れがあったみたい。


普段は大丈夫でも疲れたり体調不良の時に食べたらいつもは大丈夫でも当たることがあるんですって。


それから右往左往の日々よ。せっかくビーチに来たのにまだ海にも入れていないし、海の家は完全制覇してないの》


「海に入れてないのはかわいそうだけど、海の家は制覇しなくてもいいんじゃない?

エマはフードファイター目指してるの?」


《完全制覇しなくていいと思っているでしょ。

でもここは景色が格別にいいのよ。特に夕日なんて素晴らしいわ。


それに、異文化でびっくりすることもあるけどいい経験よ。次はあなたと行きたい場所もあるの。


だからあなたが好きそうなご飯をいっぱい知ってここを案内したいの。すべてを制覇して私のおすすめマップを作るのが今の目標よ。


とりあえず頑張って体調をもどすわ。

なので、当分帰れそうにないわ。




どんな遠くに居てもブリジットのことが大好きなエマより》


「愛が重い…」


ブリジットはエマを思い出して笑った。


「私も行ってみたいわ。そうだ。

エマが体調戻るように私も健康の本読んでエマにアドバイスの手紙書こうと。

早速、今日は王立図書館に行こう」


エマの手紙で少し癒されたブリジットは、着替えるためにベルを鳴らした。


 メリィが心配そうに小走りで駆けつけた。

「ブリジット様、体調は大丈夫ですか?昨日は珍しくデザートを残してましたが…」


「ええ、大丈夫よ。それより着替えて朝食を食べたら王立図書館にいこうと思うの」


「わかりました。では着替えの後、馬車の用意を整えてきます」


「ありがとう。助かるわ」


 ブリジットは午前は王立図書館で本を読むことに決めた。





 よし。今日は事件のことは何も考えないわ。

王立図書館でたくさんの本を借りに行こうっと。

楽しみだわ。



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