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「なるほどってどういう事?」
と聞くと、ウェイスはキャッチした矢をヒラヒラとさせながら得意げに言った。
「このタイルの色、ただの経年劣化じゃなくて微弱だが魔力を帯びている。あっちの微妙に明るい方のタイルを踏むと、仕掛けが起動する仕組みになってるってわけ」
魔力…そんなの私に分かるわけない。
魔法だとか魔力だとか吸血鬼だとか、本当うんざりする。
「…そう、いてくれて助かったわ。魔力なんて私には分からないもの。申し訳ないけど案内を頼めるかしら?」
私がそういうと、もちろん!とウェイスが応える。
「ねぇ、少しは俺の事見直した?」
ニコニコしてまるでしっぽを振る犬みたいに話しかけてくる。
私はそれを制して、早く行くわよと促した。




