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ウェイスが手を止めると、遠くに台座のようなものが見えた。
「ケイ、あそこに何かある」
ウェイスと共に台座に近付く。
台座にはオリハルコンが置けるような窪みがあった。
「ケイ、そのオリハルコンをここに」
私は頷くと、オリハルコンを台座の窪みに置いた。
するとどうだろう。
ドドドドドという音と共に砂の中から遺跡がせり上がってきた。
「これが……遺跡?」
「あぁ、入ってみよう」
そう言うウェイスに促されて遺跡の中へ入っていく。
魔法なのかなんなのか、中は普通に明るい。
「ケイ、ストップ!」
ウェイスの言葉で立ち止まる。
「どうしたのよ、急に」
「ここからタイルの色が微妙に違う。罠が仕掛けてあるかもしれない。」
こういう遺跡には何か仕掛けられてるもんなんだ、とウェイスが続ける。
慎重に周囲を見渡し、変わったとこはないか、何か法則性はないかなどを調べる。
そのうちウェイスが1つのタイルを踏んだ。
何も起こらない。
また別のタイルを踏んだ。
すると右の壁から矢が飛んできた。
ウェイスがそれを顔の横でキャッチする。
「なるほどね」
とウェイスが呟いた。




