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世界の起源〜世界の全てが記されてる本を求めて〜  作者: あんこ


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003

結論から言うと、私が体験したことは夢ではなかった。

知らない男3人に殺されたらしい。

ではなぜ今生きているのか?

実はウェイスは吸血鬼で、重症を負った私を助けるために自分の血を分け与えたのだとか。

それで、私は生きているらしい。

吸血鬼として生まれ変わったと言ってもいい。

………………は?

フィクションが過ぎないか?

吸血鬼?何を言っているのか。

普段ならこんなこと信じない、信じられるような話じゃない。

ただ……ただ状況が状況だ。

私は確かに死んだと思った。でも生きてる。

そしてこの玄関に血塗れのウェイス。

頭が混乱する。

「ケイ、一気に全部受け入れなくていい。今はゆっくり休んで。」

休んで!?休んでなんていられる状況ではない。

こんな……意味のわからない状況……信じられない。

「その3人は?私を殺した3人の姿が見えないけど。」

この血の量、私だけのものじゃない。

きっと3人は死んだのだ。きっとウェイスが殺したのだろう。

だけど死体がないのが不可解だ。

「それは……その、俺が殺して、魔法で消した」

魔法!?

ここに来て魔法!?

意外と世の中、なんでもあるな。

もう全て夢ならいいのに。

私は更に頭を抱えた。

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