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責任
「じゃあー、とりあえず亜美ちゃんと責任取るため、そこの元凶クソ女が向かいます!」
元山亜美の、その一方的な宣言にさすがの真菜も大声をだす。
「正気?大体中が老朽化してるかもわからないのよ!それに、なんで私がついていかなきゃいけないの?
鳩町さんの失態でしょ」
普段従順な真菜にしては珍しい。
「じゃあ、誰か真菜ちゃんの代わりに行ってくれる人ー」
冷淡な口調で鳩町が尋ねる。沈黙が訪れた。危険があると理解したうえで進むような
頭某止まらない憧れのファンタジーはいないのだ。
皆、我が身が一番なのである。真菜はひどく顔を強張らせ、俯いている。
敦志は一回深呼吸をする。そして、
「俺、行きます。」
すかさず亜美が、
「へー。へー。そっかあ。わかったよお。君は可哀想なオヒメサマを助けるオウジサマってわけだ。
いいよ、ついてきて。」
真菜の方を向き、
「よかったでちゅねぇ、オ・ヒ・メ・サ・マ!」
と嫌味たっぷりの猫なで声をぶつけた。
恐怖から解放されたばかりで呆然としている真菜を尻目に俺と亜美は薄暗い地下道に入っていく。
かん、かん、かん、かん、
エスカレーターとエレベーターのあいのこのような左右に手すりのついた前と後ろが通れるようになっている小さなかごを渡っていく。周りはあちこち錆びている。
20m程下った頃だろうか。
急に地面についた。




