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其処は妖魔達にとって楽園だった
何しろ妖魔達が糧としていたものは、知的生命体の魂の揺らぎだったんだからね
其れ等、感情や感性と"人"が呼んでいたものは原質で有るが故に世界の隔たりを乗り越えて別の世界に染み出していたんだ
そして、そのエネルギーを使って妖魔達は自己の進化と増殖を行っていたんだよ
そして今、妖魔達はその原質に直接触れる事になったんだ
それが妖魔達に大きな変化をもたらした
妖魔達は儚く脆弱な存在から"世界"にも対抗し得る大きな力を手に入れたんだ
そして妖魔達は"世界の異物"から"人の捕食者"へとその在り方を変えていったんだ
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それから時が流れ
少しずつ、少しずつ、何かが変わり始める
ゆっくりと、静かに、誰も知らないまま
でも、確実に何かが変っていった
そしてある時、遂に人は異変に気付いたんだ
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始め人は、ソレが何か判らなかった
当然だよね
だってソレは別の世界から来たモノだったんだから
だから人はそれを知ろうとしたんだ
だけどそれは、決して平坦な道では無かった
なにしろソレは全く未知の存在だったんだからね
それだけじゃ無い
ソレを知ろうとする者は、他の人の目にはとても奇妙に映ったんだ
だから多くの人々は、ソレ等が起こす様々な現象を"魔法"と呼び、ソレの存在を探る者達が起こす災いと思い込んだ
そして、彼等を"魔者"と呼び迫害したんだよ
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だが彼等は負けなかった
挫ける事無く歩み続けた
ある者は人の手から逃れ人の住まぬ地へと赴き
ある者は身分を偽り人々の中に溶け込んだ
そうして彼等は研究を続け、遂に"ソレ"の核心に迫る事になったんだ




