来たるべき未来の重み
夜が更け、空き地に日が暮れるにつれ、グループのメンバー間の会話はより個人的なものへと変わっていく。栞は集団の中での個々の役割について疑問を投げかけ、メンバーそれぞれが、学園生活と自分たちの運命がもたらすであろう困難に対する、心の奥底にある不安を口にし始める。
潮里は膝を抱え、焚き火を見つめた。
「学院の日常に戻ったら、私たちはまた同じように向き合えるのかな? それとも、壁がまた私たちを引き離してしまうのかしら」
ドラケアは首を振り、燃える炭に視線を向けたまま言った。
「壁は、分断されたいと願う者たちを分けるだけよ。正直に言うと、私の最大の恐怖は戦いじゃない。今日見つけたこの自由を失うことよ」
アザリナは優しく彼女の肩に触れた。
「その自由は内側にあるものよ、ドラケア。私たちがそれを抱いている限り、どんな壁も閉じ込めることはできないわ」
ニヴラは不安げに茜を見つめた。
「でも、学院は私たちに多くを求めすぎる。結果や順位の中で、自分を見失っているような気がするの。ただの『学生』じゃなくなったとき、私たちには何が残るのかしら?」
茜は溜息をつき、煙が立ち上るのをじっと見ていた。
「それこそが、私たちが守らなきゃいけないものよ。学院に合わせるために自分の本質を失ったら、それは戦いを始める前に負けたのと同じだわ」
ラルティが、いつもより真剣な口調で口を挟んだ。
「真の試練は、教官たちが課すものではない。プレッシャーが高まったとき、この均衡を保てるかどうかだ。何があっても、今の自分たちであり続けることを約束しよう」
ライウェンは仲間一人一人を見つめて頷いた。
「言葉にする必要のない約束ね。お互いを信頼し合うその気持ちの中に、すでに存在するわ」
ゼイリンは笑みを浮かべ、あえて軽やかに緊張を解いた。
「じゃあ、決まりだね。もし自分を見失いそうになったら、ただ今日のこの瞬間を思い出せばいいんだ」




