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夕暮れに響く声」

野原で休息をとった後、一行は日が暮れるまで空き地に留まる。静寂が破られ、登場人物たちは未来への思いや自身の不安を語り始める。任務のプレッシャーから解放されたことで、会話は自由に流れ、互いの信頼を深め、戦士や学生という仮面の下に隠していた疑念が明らかになる。

—「ねえ、もしこれが全部終わったとき、私たちは今と同じままでいられると思う?」潮里は草の上に円を描きながら、沈黙を破って尋ねた。


ドラケアは空を見上げたまま、小さく笑った。

「同じだって? それは願わない方がいいわ。何も変わらないのなら、何も学ばなかったということだから」


アザリナは空が紫色に染まり始める地平線を見つめ、頷いた。

「私は変わる方がいいわ。海だって二日として同じ姿ではいない。もし澱んでしまったら、それは海じゃなくなってしまうもの」


茜の隣に座っていたニヴラが、声を潜めた。

「変化は痛みを伴うこともあるわ。特にもう必要のなくなった自分を捨てなきゃいけないときは。そうでしょう、茜?」


茜は衣服の留め具を直しながら微笑んだ。

「痛いけれど、必要なことよ。何かが新しく育つために、焼き払う炎のようにね。どんなに厳しくても、次に何が来ても立ち向かう準備はできているわ」


それまで黙っていたラルティが、パタンと本を閉じた。

「我々がここで得た知識は、戦略的なものだけではない。隣にいる者を信じることを学んだ。それこそが真の力だ」


ライウェンが穏やかに言葉を添えた。

「私たちが共に呼吸を続けている限り、どんな道も遠すぎることはないわ」


ゼイリンは大きく伸びをしながら、自然体であくびをした。

「せっかくのいい午後に、哲学的な話は少し重いかな。とりあえず言えるのは、明日何が起きようと、少なくとも今日はこうして一緒にいられたってことだよ」

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