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誇りと守りの狭間で

倒れたルナラを守ろうとするシオリとリウィン。しかし誇りを傷つけられたドラケアが炎を放ち、ゼイリンとアザリナが必死に防御する。戦いは共鳴から防衛へと変わる。

ルナラの咆哮はまだ庭に響いていた。彼女の体は疲れ果て、湿った地面に倒れ込んだ。尾は伸び、耳は誇り高く立ったままだった。


シオリとリウィンは駆け寄り、彼女の腕を取り、戦場から引き離そうとした。ルナラは息を切らしながらも空を見上げ、誰かに守られていると信じて身を委ねた。


学生たちはざわめき、感動する者もいれば信じられない者もいた。戦いは共鳴から共感へと変わっていた。


だがその時、怒りの咆哮が静寂を破った。

ドラケアは炎を握りしめ、叫んだ。

「狼ごときに屈するものか!獲物を奪わせはしない!」


炎が激しく燃え上がり、ルナラを狙った。シオリは彼女を守ろうと立ちはだかった。


ゼイリン「触るな!」

アザリナ「シオリがそこにいる!」


二人は残る力を振り絞り、水と魔法で炎を防いだ。衝突は庭を照らし、観衆を震わせた。


カオリはシオリを後ろから抱きしめ、ラルティは低く呟いた。

「これはもう授業ではない…戦争だ。」


庭全体が緊張に包まれた。ルナラはシオリとリウィンに支えられながら微笑み、耳を立てたまま尾を落とし、誇りを示していた。彼女の努力は戦いの流れを変えていた。

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