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第ささやきと疑念
授業後、シオリはカオリに不安を打ち明ける。二人の絆が深まる中、リウィンが弁当を探して現れ、場が和む。
授業が終わり、学生たちは静かに出て行った。
シオリはカオリと歩きながら呟いた。
「みんなが何かのために戦ってるみたいで…分からない。」
カオリは腕を取り、優しく言った。
「理解する必要はないよ。大事なのは一人じゃないってこと。」
シオリは震える目で問いかけた。
「どうして私なの?どうして特別みたいに見られるの?」
カオリは微笑んだ。
「あなたには何かがある。でもそれは戦う理由じゃない。」
シオリは肩に頭を預けた。
「怖い…」
カオリ「じゃあ、私がそばにいる。」
その時、リウィンが空の弁当箱を持って現れた。
「ねえ…私の弁当見なかった?」
二人は顔を見合わせ、笑った。
カオリ「リウィン…それ校長の弁当だったよ。」
シオリ「もう一つ持ってこないとね。」
場は笑いに包まれ、緊張は消えた。




