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エレナラ・ヴェイラの登場
炎と水がぶつかろうとした瞬間、校長エレナラ・ヴェイラが現れ、緊張を断ち切る。だが弁当の件で場は一転して滑稽になる。
炎と水が衝突しようとした瞬間、扉が開いた。
エレナラ・ヴェイラが入ってきた。青い髪が光り、黄金の瞳が皆を射抜いた。
エレナラ「これがタリシアの規律なの?」
火も水も消え、沈黙が広がった。
エレナラ「ドラケア、ゼイリン、アザリナ…ここは戦場ではない。」
ラルティに視線を向けた。
「そしてお前、なぜ本に隠れる?秩序を守るのがお前の役目だ。」
ラルティは黙って視線を落とした。
カオリはシオリを抱き、リウィンは空の弁当箱を持って立ち尽くした
エレナラ「戦いたいなら外でやりなさい。ここは学びと尊敬の場だ。」
場が静まり返った。だが突然、彼女は眉をひそめた。
エレナラ「ところで…私の弁当はどこ?」
教室は凍りついた。
アザリナ「…私が食べちゃいました。」
ドラケア「…美味しかった。」
ゼイリン「少なくとも役目は果たしたわ。」
リウィンは空の箱を掲げた。
「みんなが落ち着くと思って…」
エレナラはため息をついた。
「リウィン…次は自分の弁当を持ってきなさい。」
教室は笑いに包まれ、緊張は完全に解けた。




