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第11節 ― 所有者のいない証拠

 午前二時を過ぎても。


 ヴェルム=クロウ市立古美術館の灯りは、消えなかった。


 正面玄関は封鎖されたまま。


 蒼硝子円蓋室には。


 銀板を取り除かれ、収納溝を露出させた展示台が残されている。


 地下保存区画では。


 開封された濾過器と。


 植物性インクだけが薄くなった試験札を、警官が見張っていた。


 事件が終わったと考えている者は。


 館内に、一人もいなかった。


 かつて契約取引所の商談室として使われていた二階の会議室に、関係者が集められていた。


 長い楕円卓。


 煤で黒ずんだ天井画。


 壁には。


 旧取引所時代の契約成立件数を記した、真鍮板が掛けられている。


 その下へ。


 市立古美術館館長、オスカー=ベルム。


 古文書部門主任、セルマ=アストレイ。


 土地記録局上級認定官、マリウス=フェイン。


 西環旧市街再開発組合の代表。


 保存部門主任。


 土地記録局の記録官。


 市警の記録係と、警官たちが座っていた。


 マリウスの左右には、制服警官が立っている。


 逮捕はされていない。


 だが。


 自由に席を立てる立場でもなかった。


 レオンは窓際。


 ミラベルは、その隣で取材帳を開いている。


 グレアムは卓の端へ立ち、集められた記録を見下ろしていた。


 銀板。


 極細銀糸。


 熱を受けて変形した樹脂。


 保存管から採取された銀粉と織布繊維。


 薬剤容器。


 植物性インクだけが薄くなった試験札。


 物そのものは。


 市警の管理下へ移されている。


 卓上へ並べられているのは。


 採取位置図。


 検査結果。


 記録写真。


 確認記録の写しだった。


「最初に申し上げておきます」


 オスカーが口を開いた。


 声には疲労があった。


 だが。


 姿勢は、館長のものを崩していない。


「美術館は、定められた手続きをすべて履行していました」


 グレアムが眉を上げる。


「もう責任の話か」


「いま確認しなければ、明朝には、美術館が怪盗を招き入れたと報じられます」


 オスカーの視線が。


 一瞬だけ、ミラベルへ向いた。


「招き入れたのは事実です」


 ミラベルが言った。


「ワトリア嬢」


「正式な職人記録を確認し。本人の顔を知る者がいないまま、十年前に死んだ職人の資格を使う人物へ、入館許可を出した」


「記録上、不備はありませんでした」


「それが問題だったという記事になります」


 オスカーの口元が硬くなる。


「資格記録が真正であり、死亡記録との照合が行われていなかった責任は、美術館だけにあるものではありません」


「責任が一つとは限らない」


 レオンが、窓際から言った。


「死者の記録を利用した者の責任。記録制度の責任。記録だけで人を確認した美術館の責任。それぞれ別だ」


「我々は被害者です」


「被害者なら、判断の責任がなくなるのか」


「展示を中止していたとしても、怪盗が犯行を諦めた保証はない」


「それも事実だ」


 レオンは、簡単に認めた。


「だが。王冠の内布に不自然な縫い目があると知りながら、調査を展示終了後へ遅らせた判断とは関係がない」


「保存と展示日程を考慮した結果です」


「知ろうとしなかったことと。知らなかったことは、同じではない」


 オスカーは黙った。


 その言葉へ反論する代わりに。


 セルマの報告書へ押された、非公開印へ目を落とす。


 再開発組合の代表が、太い指で卓を叩いた。


「そもそも、証人別紙なるものが存在するという前提で、話を進めるべきではない」


 彼の前には。


 西環旧市街再開発計画の契約書類が積まれている。


 美術館へ駆けつけたときから。


 片時も、手放していなかった。


「怪盗の予告状と、学芸員の推測しかないのでしょう」


「王冠の内布に、不自然な縫い目があります」


 セルマが言った。


「縫い目は、文書ではない」


「旧王権の契約慣習には、王冠へ証人別紙を隠す形式があります」


「慣習があったというだけだ。今回使われた証拠ではない」


「灰炉譲渡証書の古語は、永久譲渡だけを意味しません」


「翻訳論争です」


 代表は、言葉を重ねた。


「一枚の紙が存在するかもしれない。そこには、市へ都合の悪いことが書かれているかもしれない。そんな可能性だけで、都市計画を停止できると思いますか」


「もう王冠は盗まれています」


 ミラベルが言った。


「特別展示も続けられません」


「盗難と再開発は別です」


「特別展示を、再開発の所有権宣伝に利用したのは組合でしょう」


「市の正当な所有を、市民へ説明しただけです」


「その正当性が疑われている」


「犯罪者にです」


「古エルフ語の原文にも」


 代表が、椅子の背へ身体を預けた。


「市は百二十七年間、土地を管理してきた。道路を造り、工場を誘致し、上下水道を整備し、住民と契約した。その現実を、怪盗の芝居で無効にはできない」


「無効にしろとは言っていません」


「では、何を求めている」


「疑義のある状態で、追い出すことを止めるべきだと言っています」


「旧王家へ土地を返し、現在の住民を追い出せと?」


 ミラベルの筆が止まった。


「なぜ、その二つしかないんですか」


 代表が眉をひそめる。


「何が言いたい」


「市の所有権が疑われたら、土地を旧王家へ一括返還する。そうすれば現在の住民が追い出される。だから、市の所有を認めるしかない」


 ミラベルは。


 卓上へ広げられた再開発図を指した。


「その二択を作っているのは、あなたです」


「権利者が市でなければ、旧王家でしょう」


「王が、そこに暮らすすべての人の土地を所有していたと決まったわけではありません」


「では、誰のものだ」


「分からないから、調べるんです」


「分からないまま、都市計画を止めろと?」


「分からないまま、家と工房を壊すよりは」


 ミラベルは。


 美術館前で会った人々を思い出した。


 王へ返せとは言わなかった、老エルフ。


 百年前の紙で工房を閉じたくないと言った、若いドワーフ。


 市の土地なら、なぜ急に追い出されるのかと訴えた家族。


「旧王国の権利を調べることと。現在の住民の権利を奪うことは、同じではありません」


「どちらも守れるというのか」


「簡単に守れるとは言っていません」


 ミラベルは答えた。


「でも。現在の住民を盾にして、百二十七年前の契約を調べない理由にはできません」


 部屋が静まる。


 再開発組合の代表は。


 すぐには言い返さなかった。


 代わりに。


 セルマが、絞り出すように言った。


「まだ、別紙があるとは言えません」


 その声は。


 代表を助けるためのものではなかった。


 研究者として。


 自分自身を縛る言葉だった。


「縫い目はあります。歴史的慣習もあります。灰炉譲渡証書の語が曖昧であることも事実です」


 セルマは、自分の報告書へ手を置く。


「けれど。内布を開いていない。文書を見ていない。何が書かれているかも分からない」


「なら、存在しないのと同じだ」


 代表が言う。


 セルマの指先が、報告書の上で震えた。


「違います」


「証明できないものを、行政は扱えない」


「証明するための王冠が、盗まれたんです」


「犯罪者が持ち出した時点で、真正性も失われた」


 マリウスが低く言った。


 左右の警官が、彼へ目を向ける。


「王冠が戻ったとしても」


 彼は続けた。


「怪盗の手にあった時間がある。文書を差し込み、古い糸で縫い直すこともできる。別紙が発見されても、元からあったとは証明できません」


「だから」


 セルマが、彼を見る。


「文字を消そうとしたんですか」


 マリウスの表情が固まる。


「私は、そのようなことはしていない」


「試験札では、古い植物性インクだけが薄くなった」


 セルマの声は震えていたが。


 言葉は止まらなかった。


「その作用を持つ薬剤が、あなたの許可した濾過器から見つかった」


「設置作業は、部下へ任せた」


「その部下の名前は?」


 グレアムが尋ねる。


 マリウスは答えなかった。


「さっきから、同じ説明だな」


「記録局の職員を確認すれば分かります」


「なら、その記録が見つかるまで待て」


 グレアムは冷たく答えた。


「いま確認できているのは、お前が管理していた保守鍵に、貸出先の名前が残っていないことまでだ」


 レオンは、窓から離れた。


 楕円卓の中央へ歩き。


 議論の間へ、三枚の紙を置く。


 一枚目には。


 展示ケースと保存管の図。


 二枚目には。


 追加濾過器と薬剤容器。


 三枚目には。


 灰炉譲渡証書の三つの訳文。


「問題が混ざっている」


 彼は言った。


「混ざっているから、都合のいい答えだけが残る」


 再開発組合の代表が腕を組む。


「探偵が、土地問題を裁くつもりか」


「裁かない」


 レオンは、一枚目を指した。


「一つ目。王冠は、どうやって展示ケースから消えたのか」


 熱で緩む固定具。


 極細銀糸。


 管内から採取された銀粉と織布繊維。


 同じ重量を持つ銀板。


 正常に作動し続けた重量警報。


「これは、すでに物証によって説明できる」


 レオンは言った。


「王冠の形を変え、保存管へ引き込み。代わりに、同じ重量を展示台へ残した」


「怪盗本人の正体は、分かっていない」


 オスカーが言う。


「正体と、展示ケースから消した方法は別だ」


 レオンは。


 二枚目の紙へ指を移した。


「二つ目。誰が、証人別紙の文字を消そうとしたのか」


 追加濾過器。


 正規部品ではない薬剤容器。


 植物性インクだけが薄くなった試験札。


 セルマの報告書を閲覧した四人。


 報告書作成の二日後に押された、マリウスの設置許可印。


 貸出先の記録がない、土地記録局用保守鍵。


 王冠が消え。


 白い姿が円蓋へ現れたとき。


 怪盗ではなく、圧力計を見ていた認定官。


「こちらは、これから証拠を一つの人物へ結び直す必要がある」


 マリウスが顔を上げる。


「まだ、私が犯人だという証拠はない」


「そのとおりだ」


 レオンは否定しなかった。


「だから、あなたの説明を聞く」


「なら、私をここへ拘束する理由は」


「証拠へ最も近い場所にいたからだ」


 グレアムが答えた。


「犯人と決めたからではない。逃げられてから調べるほど、市警は親切じゃない」


 レオンは、三枚目の紙を取った。


「三つ目。王冠と土地を、正当に所有しているのは誰なのか」


 古エルフ語原文。


 百二十七年前の翻訳。


 現在の市記録院による現代語訳。


 同じ契約を示すはずの文書が。


 それぞれ、違う強さの言葉を持っている。


「これは、今回の事件だけでは決められない」


 再開発組合の代表が。


 勝ちを得たように口を開く。


「なら、市の所有権は維持される」


「それも、ここでは決められない」


 レオンは遮った。


「証人別紙が存在するか。何が書かれているか。真正な文書か。それを確認する必要がある」


「別紙が本物なら、市の権利は無効だと?」


「それも、自動では決まらない」


 レオンは。


 ミラベルの取材記録へ目を向けた。


「百二十七年間に結ばれた契約。現在の住民。旧王家の相続人。旧王国に属していた民の権利。市が行った管理。再開発で得る利益と、失われる暮らし」


 一つの王冠では。


 それらすべての所有者を、決められない。


「今回、解けるのは」


 レオンは、三枚の紙を離して置いた。


「王冠を展示ケースから消した方法と。誰が、そこに書かれたものを消そうとしたかだ」


 室内にいる者たちを見回す。


「土地を誰へ渡すかは、盗人と探偵だけで決める問題じゃない」


「それでは、事件を解決しても何も戻らない」


 セルマが言った。


「過去の暮らしは戻らない」


 レオンは答えた。


「だが。現在を決める前に、疑うための証拠は戻せる」


「証拠があれば、です」


「あるかどうかを確かめる」


「王冠は、まだ返されていません」


「だから、返しに来る」


 オスカーが、身を乗り出した。


「どこへ」


 レオンは、すぐには答えなかった。


 会議室の壁へ掛けられた。


 美術館周辺の保守図を見る。


 蒼硝子円蓋。


 旧契約塔。


 二つの建物を結ぶ、細い鉄橋。


 特別展示の装飾旗を張るため。


 橋の上には、一時的な索道が通されている。


 グレアムも、図へ目を向けた。


「王冠を返すなら、警察署へ投げ込めばいい」


「警察署では、予告状の演目にならない」


「演目?」


「ルヴェールは、盗品を返すだけじゃない」


 レオンは、予告状の写しを開いた。


「百二十七年間、展示されなかった一文を、街へ返すと書いた」


「人前で返す?」


 ミラベルが言う。


「ただ、人が多ければいいわけではない」


 レオンは、周辺図の上へ指を置く。


「王冠を、公的な保全へ戻せる場所」


 美術館と、市警が立ち会える。


「王冠を渡した直後に、警察が証拠として確保できる場所」


 持ち去られる前に。


 複数の目で、受け渡しを記録できる。


「同時に、逃げ道を用意できる場所」


 その条件で。


 グレアムの目が、保守図の細い線へ止まった。


「索道か」


「特別展示の旗を張るため、旧保守橋へ通されている」


 白い怪盗人形を動かした清掃用ワイヤー。


 正式な通行許可を利用した点検員の退出。


 目立つ道と。


 実際に使う道を。


 ルヴェールは、常に分けて用意する。


「最後に」


 レオンは。


 美術館と旧契約塔を結ぶ橋を指した。


「予告状の演目として、最も分かりやすい場所だ」


 蒼硝子円蓋を背に。


 旧契約塔へ向かう橋。


 百二十七年前に所有権を取引した建物と。


 その所有権を展示した美術館の間。


 夜明け前なら。


 上層区の灯りと、煤霧に沈む街を見下ろせる。


「旧保守橋」


 ミラベルが言った。


「そこへ来るんですか」


「返却場所としては、最も可能性が高い」


「断定はしないのか」


 グレアムが尋ねる。


「外れたとき、怪盗へ笑われる」


「当たっても笑うだろう」


「なら同じだ」


 グレアムは、周辺図を引き寄せた。


「先に部下を回す」


 扉の外へ声を掛ける。


 すぐに。


 二人の巡査が入ってきた。


「旧保守橋へ先行しろ」


 グレアムが命じた。


「橋の両端。索道設備。周辺の蒸気管を確認しろ」


「橋を封鎖しますか」


「まだするな。橋から見えない位置で待機しろ」


「怪しい者が現れた場合は」


「位置と人数を報告。俺が着くまで動くな」


「捕まえないんですか」


「王冠を持って現れる前に、追い払うなと言っとる」


「了解しました」


「旧契約塔側へ、私服の部下を回せ。美術館側は、円蓋室から橋へ出られる通路を押さえる。照明は増やすな」


 二人の巡査が走り去る。


 廊下へ。


 指示を受けた警官たちの足音が、広がっていった。


 ミラベルは、取材帳を閉じる。


「私たちも橋へ?」


「いや」


 レオンが答えた。


 グレアムが振り向く。


「来ないのか」


「行く」


「なら、なぜ立たん」


「その前に」


 レオンは。


 卓上へ置いた三枚の紙のうち。


 最初の一枚を取り上げた。


 展示ケース。


 保存管。


 円形に開かれた七葉銀冠。


 同じ重量の銀板。


「蒼硝子円蓋室で、終わらせることがある」


「何をだ」


「王冠を展示ケースから消した計画を、最初から並べる」


「もう、部品の動きは分かったでしょう」


 ミラベルが言った。


「部品ごとの動きはな」


 レオンは答えた。


「だが。誰が。いつ。どの立場で。何を仕掛けたのか。まだ、一つの犯行として並べていない」


 次に。


 二枚目の紙を見る。


 追加濾過器。


 薬剤容器。


 圧力計。


「もう一つの計画も。同じ午前零時から切り離す必要がある」


 グレアムが、帽子を深くかぶった。


「犯行再構成か」


「橋へ行く前に」


 レオンは言った。


「王冠をなくそうとした計画と。王冠を残そうとした計画を分ける」


 セルマが立ち上がる。


「私も立ち会います」


「王冠の構造と、内布について確認が必要になる」


 レオンが頷いた。


 グレアムは、市警記録係へ顔を向ける。


「銀板。銀糸。樹脂。管内採取物。濾過器と試験札。封印状態を一つずつ記録しろ」


「円蓋室へ移しますか」


「警官二名を付ける。証拠へ触れるのは、市警の担当者だけだ」


「了解しました」


 記録係が、移送する証拠品の一覧を書き始める。


 グレアムは次に。


 マリウスの左右へ立つ警官を見た。


「フェイン認定官も連れていく」


 マリウスが顔を上げた。


「証拠卓へは近づけるな。左右に一人ずつ付けろ」


「私は容疑者ですか」


「いまは重要参考人だ」


 グレアムは低く答えた。


「だが、説明の必要な記録が多すぎる」


「先ほどまでに、必要な説明はしました」


「誰へ鍵を渡したかは、まだ聞いとらん」


「思い出せないだけです」


「なら、思い出すまで付き合ってもらう」


 オスカーも、椅子から立ち上がった。


「館長として、立ち会います」


「保存設備については、私が説明します」


 保存部門主任も続く。


 市警記録係は。


 卓上の写しをまとめ。


 証拠品の移送確認票を、警官へ渡した。


 再開発組合の代表が、契約書類を抱え直す。


「別紙が見つからなければ、計画は予定どおり進めます」


「見つからなかった理由も調べます」


 ミラベルが言った。


「怪盗が持っていなかった場合も。最初から存在しなかった場合も。誰かに消された場合も」


「記事で、都市計画を止められると思うな」


「記事で決めるつもりはありません」


 ミラベルは椅子を引いた。


「決めた人が、何を見ずに決めたのかを書くんです」


 代表は答えなかった。


 関係者が動き始める。


 証拠品は。


 市警記録係が封印状態を確認し。


 警官二名の監視下で、円蓋室へ移されることになった。


 マリウスも。


 左右を警官に挟まれ、会議室の出口へ立たされる。


 レオンは。


 展示ケースと保存管を描いた図を取り上げた。


「旧保守橋へ出した部下には、そのまま待機させる」


 グレアムが言った。


「誰か現れても、俺が着くまで動かすな」


 レオンは扉へ向かう。


「その前に、円蓋室で終わらせることがある」


「王冠の消えた方法か」


「それと」


 レオンは、追加濾過器の図へ目を落とした。


「王冠を残そうとした計画だ」


 関係者は。


 市警の監視のもとで、会議室を出た。


 犯行が行われた場所へ。


 七葉銀冠が、人々の目の前で形を失い。


 王冠を展示ケースから消した計画と。


 そこへ残る文字を消そうとした計画が。


 同じ午前零時に重なった、蒼硝子円蓋室へ。

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