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病とともに生きる  作者: Takatan
くも膜下出血編
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頭骨とのご対面

 その後、頭骨を取り外す手術が行われ、その際採取した組織から感染源の細菌も特定され、抗生物質での治療も目処が立ちました。3ヶ月は頭骨を外したまま生活するため、保護帽子も購入し、自宅療養の日々に戻りました。

 今回はその中で、手術後に自分の頭骨とご対面したお話です。

 手術が終わり、全身麻酔から覚めた時、主治医が手術の内容を話しに来てくれました。

「開いてみたら、筋肉も骨も溶かすほどの化膿を起こしていました。もっと早く開けてあげたらよかったですね、、、。」

 そうして見せてくれた頭骨は、真ん中が化膿で溶けてくぼみができていました。それをみた時、脳内に化膿を広げないために、この頭骨は健気にも溶かされながらも守り抜いてくれてたんだと、ただただ愛おしく感じました。身を挺して守り抜いてくれたこの命、ちゃんと生き抜くよ、と、この時頭骨に誓ったのです。

 頭骨を外した部分は、最初は腫れていて気にならなかったのですが、腫れがひいてくると見事にくぼみ、まるで胚芽の取れた米粒のように!

 いきむと脳が盛り上がってくるし、頭骨がない分皮膚の下は直接脳という感じもして、最初は本当にビクビク過ごしてましたが、主治医の「皮膚の下に硬膜とかあるし直脳ってわけじゃないから大丈夫。いきむと脳が盛り上がるの、一発芸にしてた人もいたよ〜」という言葉から、なんだか気が楽になって、可愛い保護帽子に守られて日々は何事もなく過ぎていきました。

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