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病とともに生きる  作者: Takatan
くも膜下出血編
13/36

こころとからだ

 蜂窩織炎を起こしている原因となる、戻した頭骨を取り出す手術を受けることが決まってから、私は手術への恐怖心に囚われておりました。

 同じような、それどころか脳は触らない、より危険性の少ない手術とはいえ、最初の手術は意識のないまま終えていたため、私にとってはこの手術が初めての頭を切り拓いて頭骨を取り出す手術だったのです。

 主治医に「手術、しなくちゃいけないのはよくわかってます。でも、怖いんです。」と言った時のことです。

「もし、内科が専門の先生が頭を切るんなら怖くて当然だけど、僕たちは脳外科が専門です。力を尽くしますから、そんなに怖がらないでください。それに、手術に向けてあなたにしかできないことがあります。それは、僕たちを信じてこころ穏やかに手術を迎えてくれることです。精神的に落ち込んでいると、抵抗力は実際数値的にも下がるんですよ。そこを上げておいてもらうためにも、僕たちを信じて、こころ穏やかに過ごしてもらえませんか。」

 手術に向けて私にもできることがある、そのことは思いもしないことでした。

 こころとからだが密接につながっていることを、実感した出来事でした。

 こうして私は、頭骨を取り出す手術を受ける日を迎えるのです。

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