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かつて世界を一つにした『最強の敵』、次は『偽りの凡人』として支配する  作者: 路地裏の猫
第一章

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第二話 学園とは

「ああ、我が主様。……なんと、なんと美しいお声なのでしょう。なんと慈悲深く、甘美なお言葉……流石です」


 私が引きずり戻してきた「ダルマの肉塊」どもは、主様の手によって直接、尋問という名の蹂躙を受けていた。  

 涙と鼻水、そして汚物に塗れた連中が謝罪の言葉を喚き散らしているが、主様は一切耳を貸さない。  

 このお方は、己が望む回答以外は、すべて「雑音」として切り捨てられるのだ。


「頼む! 本当に何も知らねぇんだ! 助けてくれ、許してくれぇッ!」 「……」


 主様が指先を向けた瞬間、漆黒の魔力弾が肉塊の肩を貫通した。

 焼ける肉の臭いと悲鳴が、狭い洞窟内に反響する。


「ぎぃぃあぁぁッ! 頼む、謝るから! お前の親を、あの家を狙ったのは謝る! だから……っ!」


 縋り付こうとする言葉を遮り、主様が無造作に手を振る。  

 刹那、喋っていた肉塊の隣に転がっていた男の首が、音もなく跳ね飛んだ。  

 ゴトリ、という重い音と共に地面を転がる頭部。

 噴水のように噴き出した血が天井を濡らすが、主様は一瞥だにせず、淡々と問いを重ねる。


「……誰の指示だ?」


 温度を排した、凍てつく響き。  

  ああ、なんと冷酷で、恐ろしく、そして素晴らしいお声。


「し、知らねぇんだ! ただ指示書が置いてあっただけなんだよ!『お前の家は簡単に奪える』って、そう書いてあっただけなんだ! 本当だ、信じてくれ!」


 さらにもう一つ、肉塊の首が宙を舞った。  

 生き残った男が「ひぃッ!」と短い悲鳴を上げ、失禁する。


「その紙はどこにある」


「そんなの、もう捨てちまったよ! どうしようもねぇだろうが! だから、だから言いたくなかったんだぁッ!」


「……他に隠していることはないのか?」


 主様の掌に、収束した黒い光が凝縮されていく。

 死の気配を孕んだその輝きに、男は白目を剥いて震えた。


「ひぃいぃッ! 何もない! もう何もないんだ! 知っていることは全部話した、だから、だから命だけは……っ!」


 返答が終わるより早く、黒光が爆ぜた。  

 私の頬に、温かい血飛沫が飛散する。  

 主様は袖にかかった汚れを疎ましげに振り払うと、静かに踵を返した。

  ああ……なんと。なんと神々しく、美しいお姿か。


「行くぞ、ニル」


「はい! 仰せのままに。……この死体共は、このままで?」



「構わない。いずれ腐り、土に還るだろう。……ゴミを片付ける労力すら無駄だ」


「仰せの通りにございます、主様」


 私たちは、血臭に満ちた洞窟を後にする。  

 背後に転がる首級は、どれも最果ての絶望を顔に張り付かせたまま、虚空を睨んでいた。


―――――――――――――――――――――――――


「ニル、学園に行けるのはいつからだ?」


(例年通りであれば、来月からかと。主様)


 私たちは今、学園に潜り込むための算段を立てていた。  

 年齢こそ魔法で偽装したが、肝心の「入学手続き」というものを知らない。  

 正門を叩き壊して「入れてくれ」と言って済むはずがないことくらいは、私にも理解できている。

 特待生、推薦枠……おそらく、凡人たちの間にはそれ相応の手順があるのだろう。


「父さんに聞いてみるのが一番早いか」


 餅は餅屋。

 この世界の理には、この世界の住人を頼るのが最善だ。  

 私は、父の執務室へと足を向けた。

 扉の向こうからは、書類を捲る乾いた音が聞こえてくる。  

 軽くノックをすると、中から「入りなさい」と落ち着いた声が返ってきた。


「どうしたクロム。私に何か用か?」


 顔を上げた父は、激務の中にあっても私を気遣うような、慈愛に満ちた視線を向けてくる。


「はい。実は、少し伺いたいことがありまして」


「ほう、お前が質問とは珍しいな。なんだ、言ってみなさい」


「……学園に、行きたいと思っているんです」


 「学園」という単語を口にした瞬間、父は鳩が豆鉄砲を食ったような顔で固まった。  

 驚き、困惑し……まるで、隠していた宝箱を不意に見つけられた少年のような、滑稽なまでの動揺がその表情に浮かんでいた。


「......まさかお前のほうから言ってくるとは」


待ってましたと言わんばかりに引き出しから書類を取り出す父。


「......これが入学書類だ。実は私も学園を考えていてな。用意していたんだ」


こんなにとんとん拍子に進むのかと感じた私だが、ここはありがたく話に乗ろう。


「本当ですか父さん! ありがとうございます!」


 私は父から、羊皮紙の独特な質感を持つ書類を受け取り、その内容に目を走らせる。


 【学園入学規定書類】。  

 そこに記されていたのは、説明というよりは「鉄の掟」に近い無機質な箇条書きだった。

本学にて学ぶことができるのは、招待された者、または試験に合格した者とする。

試験に参加できるのは、階級四より上の者とする。

試験内容は試験当日まで秘匿とする。

学園に合格した者は、学業に専念すること。

修学中に成績が振るわなかった者は、即刻退学処分とする。

 ――学園で会えるのを楽しみにしています。


 最後に添えられたその一文だけが、妙に浮いて見えた。


『ニル、この紙に追記魔法や隠し文字の類はかかっていないか?』


(はい。魔力の残滓、術式の仕掛け等、一切見受けられません)


 どうやら、文字通りこれだけの情報のようだ。  

 私自身の魔力眼で多角的にスキャンしてみたが、紙の繊維の奥まで真っ白だった。

 「本当にこれだけですか?」と父に再確認したが、返ってきたのは短く重い「ああ」という一言のみ。  

 要するに、学園側は「招かれざる客は実力で門を抉じ開けてこい」と突き放しているのだ。


 自室に戻った私は、背もたれに深く身を沈めて思考を巡らせる。


「さて。入学の権利そのものは手に入ったが……」


 平穏な『凡人』としての立場を確立するために、学園という巨大なコミュニティを利用する。

 その戦略自体は悪くない。

 だが、前提条件に大きな壁が立ちはだかっている。


『試験とは、一体何をさせるつもりだ?』


 内容が秘匿されている以上、対策の立てようがない。

 しかし、凡人を装うにしても、まずは合格しなければ舞台にすら立てないのだ。


(クロム様。もし宜しければ、私めが裏から手を回し、試験官ごと学園の運営を『調整』して参りましょうか?)


『い、いや。それは大丈夫だ。気持ちだけ受け取っておく』


 私が即座にニルの提案を却下したのには、血の気が引くような理由がある。  

 ……ニルという女は、こういった繊細な調整や頭脳労働が、驚くほどに向いていない。

 前世で一度だけ、彼女に隠密任務を与えたことがある。  

 とある交易都市に根を張る犯罪カルテル。

 その全容を解明し、秘密裏に処理させるべく、私は潜入捜査官としてニルを抜擢した。  彼女は「必ずや期待に応えてみせます」と意気揚々に出発し、半月もしないうちに帰還した。


 報告書は一行。

 ――『カルテル、全滅いたしました』。  

 確かにカルテルは跡形もなく消えていた。

 ついでに、その拠点があった都市そのものが、地図から綺麗さっぱり消失していた。   廃墟の真ん中で「完璧に片付きました!」と胸を張る彼女を前に、私は数日間の記憶を失うほど頭を抱えたものだ。

 彼女に仕事を頼めば、今度は間違いなく学園がこの世から消滅する。


(……そうですか。お力になれず、申し訳ございません)


 目に見えて肩を落とすニルの気配を感じながら、私は冷や汗を拭った。


 学園で平凡に暮らすためには実力を隠す必要がある。

 誰かに気付かれたりすると怪しまれる。

 ところで、どこまでが大丈夫で、どこまでが無理なのだろうか。

 魔法を使えるのは平凡か?  体術は?

 その塩梅がわからない限り、何にもできない。


『ニル、この世界での平凡とはなんだ』


(平凡、ですか? ……恐れながら、私めには理解しがたい概念です。主の御力を矮小な枠に嵌めるなど、想像すら……。以前お話した程度のことしか……。)


 ニルに聞いたのが間違いだった。

 「影の執行者」とはよく言ったものである。

 彼女にとっての基準は、常に「皆殺しにできるか否か」でしかない。


『やっぱり、あいつが必要だな』


(……あいつ。もしやイルシュナですか!? イルシュナに頼るおつもりですか!?)


 イルシュナ。

 イルシュナ・ベル・エルメラ。

 私たちは彼女をイルシュナと呼び、かつて世界からは『常闇の天秤』と畏怖され、ニル同様に封印された魔族。

 彼女は独自の「情報の理」を操り、世界のあらゆる事象を観測・解析することができる。  どちらかというと参謀に近い立ち位置だが、その魔力もまた強大だ。

 かつてはその力ゆえに封印されたが、実際は、その持ち前の頭脳の方がよっぽど恐ろしいと私は思う。


『ああ。イルシュナならばなんとかしてくれるだろう』


(ですが、イルシュナは……! 理屈ばかりで、主の御威光を計算式のように扱う無礼な女です!)


 ニルとイルシュナは前世からこの調子だ。

 ことあるごとに意見が分かれ、対立する。

 「武」のニルと「知」のイルシュナでは、馬が合わないのもわかるが。


『そう言うな。彼女は彼女で、すごく頼りになる』


 実際、彼女に助けられたことはいくつもある。

 彼女が仲間になってからは、情報の精度と作戦の効率が段違いに早くなったのだ。


(……チッ)


 ニルが脳内で舌打ちをする気配を感じた。


(クロム様がそこまでいうのでしたら私は何もいいません。では、イルシュナを連れてきましょうか?)


『いや、私も行く。どっちみち学園までは遠いんだ。ついでに彼女の封印地へ寄ることにしよう』


 学園側は入学希望者のために専用の馬車を用意してくれるらしいが、そんな目立つものに乗れば『凡人』としての第一歩が台無しだ。

 私は丁重に断りを入れ、自分の足で歩く道を選んだ。


(いつ頃出発いたしますか?)


『明日には出る。父さんたちにも、もう伝えてある』





「では、いって参ります。父さん、母さん」


「あぁ。気を付けて行ってくるんだぞ。困ったことがあればいつでも手紙を書きなさい」


「クロム。あなたならきっとうまくいくわ。だから緊張なんてせずに、新しい世界を楽しんでらっしゃい」


 いい親をもった。  

 そう思わざるを得ない。

 前世の血生臭い記憶など微塵も感じさせない、ただの子供としての旅立ち。

 背負った荷物よりも、胸に宿る温かさの方がずっと重いくらいだった。


 しばらく歩くと、慣れ親しんだ村の入り口に差し掛かった。  

 鼻腔をくすぐるのは、焼き立てのパンの香ばしさと、牛舎から漂うどこか懐かしい獣の匂い。

 黄金色に波打つ小麦の穂が風に吹かれて、ザワザワと囁き合っている。  

 木漏れ日が地面に不規則な水玉模様を描き、その上を農作業中の村人たちが大きな声を掛け合いながら歩いていく。

 猟帰りの男たちが担いだ獲物の重みに、革靴が泥を弾く音が小気味よく響く。  

 私は、こういう何気ない平和のために、かつてすべてを賭して戦ったのだ。


 村の境界線を越えると、視界は一気に開けた。  

 視界の端から端までを埋め尽くす、鮮やかな深緑の草原。  

 遮るもののない地平線が、青磁のような空を綺麗に切り取っている。


「ニル。いい眺めだな」


「はい。すごく……胸の空くような心地です」


 ニルは私の空間魔法からふわりと姿を現した。  

 頬を撫でるのは、草の香りと適度な湿り気を帯びた、少し冷たくて乾いた風。  

 見渡す限りの緑が、風に合わせて大きな波のようにうねり、足元の小さな花々が可憐に揺れている。


「ニル、その姿はやっぱりやめといたほうがいいかもしれないな」


 抜けるような草原の緑に対して、彼女の肌の白さはあまりに浮世離れしていた。

 何より、その額から覗く魔族特有の角は、この平和な風景には刺激が強すぎる。


「――なら、この姿はどうでしょう」


 ニルがふわりと円を描くように回ると、変身魔法の淡い光が彼女を包み込んだ。  

 光が収まった後に立っていたのは、角を消し、柔らかな髪をなびかせる一人の少女だった。

 神秘性を残しつつも、人の中に混じっても違和感のない、それでいて「綺麗」という言葉がこれ以上なく似合う姿。


「あぁ。それなら問題ない。歩きやすそうだしな」


 私たちは、土を固めただけの素朴な道に足跡を刻んでいく。  

 馬車の轍が深く残るその道は、人々の営みが絶えず続いている証拠でもあった。


「クロム様。これからのご予定などはございますか?」


「ひとまず直進だな。この道をまっすぐ進んだ先にある町、『アルディア』を目指す」


 道端に咲く名もなき野花や、時折頭上を横切る渡り鳥の影を眺めながら、私は懐かしい記憶を掘り起こす。  

 アルディアはこの地方の要所だ。

 人族を中心に多種多様な種族が集い、特別な名産はなくとも、確かな活気と大らかさがある町。


「アルディアには冒険者ギルドもあるみたいですよ。どうですかクロム様。入ってみませんか?」


「……ギルドか。私は入るつもりはないな」


 冒険者ギルド。  

 魔物討伐、採取、人探し。

 あらゆる「依頼」を金で請け負う何でも屋。  

 その響きには、自由を愛する者たちを惹きつける独特の魔力がある。

 掲示板に張り出された依頼票を奪い合い、命を賭けてランクを上げる荒事の専門職。  

 『凡人』として穏やかに暮らしたい今の私には、少しばかり騒がしすぎる場所だ。


 のんびりとした時間が過ぎ、草原に夜の帳が降りた。

 見上げる空には、都会や戦場では決して見ることのできない、きらびやかで暴力的なまでの星々が瞬いている。


「あと、どのくらいだ?」


「そうですね……このままの足取りなら、大体半日ほどでしょうか」


 私たちは持参した食材を火にかけ、焚き火を囲むようにして座っている。

 パチパチとはぜる薪の音と、香ばしい肉の匂い。  

 不意に横を見ると、食事を口に運ぶニルが、おいしさのあまりふにゃりと頬を緩めていた。  

 四天の「執行者」としての冷徹さはどこへやら。

 私と二人の時にだけ見せるこの無防備な笑顔を見るのは、実に久しぶりのことだった。

 食事を終えた私たちは、草のクッションに身を預け、眠りにつくことにした。  

 大自然の中で寝転がり、天然のプラネタリウムを眺めながら眠るのは至高の贅沢だ。  

 ……なのだが。


「ニル、少し近いぞ?」


 私の腕に触れそうな距離まで潜り込んできた彼女に、苦笑まじりに声をかける。


「そうでしょうか。ずっとクロム様の中にいたので、外での距離感がわからなくなってしまいました」


「第一、ニルは寝る必要がないだろう?」


 魔族は膨大な魔力を循環させることで、睡眠によるエネルギー補完を代替できる。

 わざわざ私の横で人間の真似事をする必要はないはずだ。


「それを仰るなら、クロム様こそ魔法をお使いになれば休息は不要なのでは?」


「それはそうだが、魔法での回復は精神的に疲れるんだ。だから『寝る』という原始的な作業が必要なんだよ」


「安心してください。クロム様が就寝なされば、私が責任を持って周囲を警戒いたしますので。……おやすみなさい、クロム様」


 そういう問題か? という疑問はあったが、彼女の穏やかな呼吸の気配に、私の意識も次第に遠のいていく。  

 虫の音を子守唄に、私は久しぶりに深い、深い眠りへと落ちていった。



―――――――――――――――――――――――――



 アルディア。

 世間では「平穏の町」と呼ばれるそこは、村ののどかさとは対照的な、石造りの家々が密集する活気にあふれた場所だった。

 立ち並ぶ飲み屋からは昼間から陽気な声が漏れ、武器屋や防具屋の店先からは金属を打つ乾いた音が響く。

 大通りを埋め尽くす屋台からは、香ばしい肉の焼ける匂いやスパイスの刺激的な香りが漂い、嫌応なしに食欲をそそってきた。


「クロム様、アルディアにはどのくらい滞在なさる予定ですか?」


「特に用事があるわけじゃない。二、三日して準備が整ったらここを出るつもりだ」



 私たちの目的地はここではない。

 無理に留まる必要もないので、旅に必要な物資を補充し、旅路の疲れを癒やすだけで十分だ。


「となりますと、まずは宿の確保が必要ですね」


「あぁ、そうだな。適当な宿を探そう」


 少し歩くと「旅行者歓迎」と古びた、だが温かみのある看板を掲げた宿が目に留まった。 私たちはそこへ入ることに決め、重い木の扉を押し開ける。


 一階の酒場を兼ねた広間には、ガタイのいい人間の男や、重厚な装備を身につけた獣人族が談笑していた。

 受付に向かうと、愛想のいい若い女性が笑顔で迎えてくれる。


「いらっしゃいませ。宿泊ですか?」


 今の私は、この世界ではただの子供だ。

 怪しまれないよう、言葉遣いには細心の注意を払わなければならない。


「はい。二泊二人でお願いします」


「かしこまりました。一晩、銅貨二枚になります」


 ……。

 その瞬間、私の思考が停止した。  

 あまりに学園入学や『凡人』としての振る舞いに集中しすぎて、根本的な問題を失念していた。

 この世界には当然ながら、通貨という概念が存在する。  

 鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨の五種。

 これらを用いて、人々は日々の営みを回しているのだ。


「金? 我らに対して払わせる必要などなっ――」


 隣で不敬な「解決策」を口にしようとしたニルの口を、私は反射的に塞ぎ、無理やり後ろへ下げさせた。

 放っておけば、この町から宿の概念が消えるところだった。


「すみません。少し手持ちを確認してくるので、待ってもらえますか?」


「ええ、もちろん。いつでもお待ちしておりますね」


 店を後にした私たちは、大通りの隅で立ち尽くした。  

 前世では金などという概念を超越した場所にいたせいで、完全に抜けていた。  

 私は今、町に来て早々に一文無しの浮浪者という『凡人』以下の境遇に陥っていた。


彼らが飛行魔法を用いない理由は目立たないためです

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