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セイントレディ 孤独な再装着 ―支配の残響を自ら呼び覚ます―シーン38
健一が不在の夜、アジトの鏡の前で私は再びロイヤルブルーのレオタードに袖を通した。肩まで引き上げたところで、自らの手で襟元を強く後ろから引っ張る。 「……はぁ……っ」 素肌に直接密着する強烈な着圧が、胸の突起を容赦なく押し潰す。ニップレスを貼る前の敏感な先端が布地に擦れ、ゾディアックの記憶が一瞬で蘇った。 腰を軽く反らし、背中側からさらに生地を整えると、未完成のレオタードが私の曲線を克明に浮き彫りにする。 (また……この感覚……あの時の……) 誰もいない部屋で、自分の手が聖衣を「完成」させていく。規律を求めて纏うはずのレオタードが、すでに私の身体を快感の記憶へと誘っていることに、深い羞恥と甘い諦めが混じり合う。 鏡に映る自分の背中が、静かに震えていた。
第2章第1話




