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退屈は僕を殺したい  作者: おどろん
第六章 全面戦争編

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メグの不満 ー 番外編② ー

一応、そこそこ本編に関わってますが

緩いストーリーでも挟もうと思っての番外編扱いになります。


メグの日常シリーズ


みたいな感じに考えてます。


ゆるーくね。たまには(笑)


今夜19:00程度に本編最新話のほう投稿する予定です~

『なんで私にも秘密にしたの?メグは口も固い。』


時は、【ユウトのテスト】が行われた翌日だ。

テストが終わった直後、3日ぶりにユキの声を聞けた時は心底安心はしたが、今日になって自分にも秘密にされていた理由を聞き、少し怒りが湧いてきた。


『ごめんなさいね。メグが私を裏切るなんて欠片も思っていないのよ?ただユウトの力を知っているでしょう?万が一にも、【テスト】のことを感づかれるわけにはいかなかったのよ。許してちょうだいね。』


そう言われてユウトのことを想像する。

尾行しても確実に気づかれ、無表情とよく言われる自分のことも気持ちを正確に見抜いてくる。

確かに、『喋らなければ大丈夫』など生ぬるいことを言える相手ではないと納得する。


『…分かった。それで、今日はどうしたの?()()()()()()()のは久しぶりだし、すごく疲れるんでしょ?それ。』


いつもの声だけの通信と違い、ユキの姿も脳内に浮かんでくる。

つまり、()()()の力を普段より多く出しているのだ。

しかし、それはユキの疲労が溜まりやすいので普段使いされることは滅多にないはずだ。


『テストも無事に終わって、正式に協力者となった2人に力を借りているの。馬鹿げたエネルギーを持っているからもうほとんどやりたい放題よ。』


ユキはとてもご機嫌な様子だ。

強大な力を持つ鬼憑きを仲間にできたことが嬉しいのだろう。


『だから紹介も兼ねて、今メグと繋いだのよ。』


つまりは新たに仲間となった者との顔合わせだ。

1人は知っているし、話したこともある。


【シロ】という名の鬼憑き。

とんでもない速度と美しく立派な漆黒の翼、そして…大きな胸を持っている全身真っ黒の鬼憑きだ。


『大きい胸の人と、ユウトが言っていたケモ耳の人?』


ユウト曰く、頭部の上部に耳があり、髪や腕先に生えた毛は白く、【クロ】という名前らしい。


『…胸の大きい人って、もしかしなくても私のことかしら?』


そう言いながら浮かんできた姿は想像通りの巨乳の、翼を生やした人物だった。


『うん。巨乳の人。【巨乳のシロ】。』


『…そんな二つ名を付けられたのは初めてだわ。改めまして。シロよ。よろしくね、メグちゃん。』


少し面食らっていたようだが、気を持ち直して自己紹介をしてきた。


『メグ。ユキの友達で仲間。ユウトも仲間。よろしく。』


簡素な紹介を返すとシロはなんだか気持ち悪い笑みを浮かべていた。


『あなた…やっぱり良いわぁ…』


目もなんだか虚ろのようで、逆にギラついているようにも見えて。

まるでご馳走を目の前にした捕食者のようだ。


『メグは、美味しくない。』


少し後ろに下がる。

しかし、それに合わせてシロもジリジリとにじり寄ってくる。


『ああ…、怖がってる姿も可愛いわぁ…。』


このままだと食べられちゃうかもしれない。

どうしよう。


実際はイメージ映像に近く、触れることなどできやしないのだが、冷静さが失われたメグはそれを忘れていた。


『おいシロ。ソイツも仲間になるんだ。怖がらせるなよ。』


そう言ってシロを諌めてくれているのは、そのシロの仲間である【クロ】という鬼憑きだ。

いつの間にかすぐそこに姿が浮かび上がっていた。


『人聞きの悪いことを言わないで、クロ。私はメグちゃんを精一杯可愛がろうと…』

『だからそれを辞めろって言ってんの。』


とりあえず庇ってくれるようなので、いそいそとクロの後ろに隠れた。


『ああ、隠れるメグちゃんも可愛い…』


『ダメだこりゃ。』


クロはシロの説得を諦めてしまったようだ。

振り返ってこちらを見る。


『クロだ。メグは普通の人間なんだってな。よろしく。』


普通だ。

普通が一番。


『メグです。よろしく。』


シロはなんだか苦手だが、クロの方なら…


仲良くできるかも?と考えた。


『でも普通の人間は弱っちいからあんまり好きじゃないな!』


一瞬でその考えが崩壊する。


人付き合いが苦手な自覚はあるが、これは自分だけが悪いわけではないはずだ。


『こらこら、あなたたち。私の大事なメグを苛めないでちょうだいな。』


ここでユキの助け船も入った。


『別に苛めているわけではないのだけれど…』

『ワタシは挨拶しただけだぞ!』


それぞれ文句を言っているようだが、

果たして彼女たちと今後上手くやっていけるのだろうか?


ユウトがこの場にいてくれれば色々と助けてくれるんだろうなぁ


と無い物ねだりの妄想をしつつ、メグなりに頑張ってその後も会話を続けていった。

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