表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
退屈は僕を殺したい  作者: おどろん
第五章 (章タイトル募集中笑)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

72/74

新たなる危機 ー 未知の怪物② ー

またもやギリギリになってしまいました…

過去エピソードの添削も大体できたかな?という感じで、そのお陰かめちゃくちゃ読者が増えてくれてる印象です。

励みになりますねー( =^ω^)

「それに関しては少し腑に落ちないことがあるんだ。」


アカネは神妙な面持ちでそう語る。


「腑に落ちない?どういうことじゃ?」


「そのクロとかいう鬼憑き…変な一人言を言っていたんだよ。まるで、誰かと話しているみたいだった。」


十中八九、話し相手はユキだろう。

おそらくクロのやつが余計な口を利いたんだろうな。

焦るユキの姿が目に浮かぶ。


「誰かと話してるみたい?近くに敵の気配はあったのか?」


無難な質問をぶつけてみる。


「いや、かなり気を張って探していたんだが結局は何もいなかった…と思うんだが、強いて言えばあのオーラ…」


「「オーラ?」」


姉さんと杏の声が重なる。


「ああ。あのオーラ、クロの周りに纏わり付いてはいるが、クロとは別の…変な感じがしたんだ。まるでそれ単体が生きているような…」


「…変な感じと言われても分からんぞ、アカネ。」


「そうね。もっと具体的な特徴だとかはないの?」


「落ち着いて考えて、アカネ。他に何かその鬼憑きが言っていたこととかは?」


それぞれがアカネのあやふやな発言に対して意見を言うが、俺目線だと実に的を得ている意見であるため焦るのも通り越して感心してしまうほどだ。


「お前しか戦っていないんだから、しっかり頼むぞ。」


しかし、その方向で話を進められて困るのは俺なのでここは他のみんなに乗っておく。


「そうだな、他に言っていたこと、他に…。ウ~ン…。」


アカネは普段から使っていないオツムをフル活用して思い出そうとする。

こいつのポンコツ具合に感謝だな。


とか思っていると、パッと目を見開いてまた喋りだす。


「そう言えば…アイツ、『ワタシとシロは最強』だとか言っていた。名前からして、クロのような存在がもう一体いるのかもしれない。」


あのバカ(クロ)…!

その場にいないシロの名前まで出したのか。

与えないでいい情報まで与えやがって…


どうやらクロは戦闘面以外は完全にポンコツのようだ。

少なくても頭を使うことをやらせないほうが良いだろう。


「そんな恐ろしく強い鬼憑きがもう一体…!?そんなの危険すぎるじゃない!」


「菊おばあ様、この街に、一体何が…。私達だけでは手に負えないように思います。」


「そうじゃな…これは、【対策】が必要じゃ。」


悲痛な表情の杏と姉さんに対し、【対策】が必要と語るババア。


「対策?何か案でもあるのか?」


「今、この街で何かとてつもないことが起きようとしている可能性が高い。だから呼ぶんじゃよ。()()を。」


「彼ら?」


このくそババア。

勿体つけてないでハッキリ言いやがれってんだ。


「協会のトップメンバー。七騎士(セブンスナイト)のことだ、ユウト。」


俺の質問に答えたのはアカネだ。

…なんか聞いたことあるな、そのダッサイ名前。

たしか杏が言っていたんだっけか?


「よく分からんけど、そいつら使えるのか?」


早い話、『アカネ以下』だ。


「ユウト君。七騎士(セブンスナイト)は協会各国からの選りすぐりの戦闘のエキスパート。確かにアカネを間近で見ていたら感覚もおかしくなっちゃうけど、彼らもとんでもない実力の持ち主なのよ。侮ってはいけないわ。」


「なるほど、そうなんですね。」


杏が少し熱をもって語る。

推しメンでもいるのだろうか?

聞いた感じでは()()()()に強いんだろうが、少なくても過去の3位と4位に加え、その他大勢がユキの手によって瞬殺されているとのことだし、あまり大したことがないのでは?と思ってしまう。

まぁ、ユキが強力過ぎるってのもあるんだろうけど。


「ばあちゃん。アイツらを呼ぶのはアタシも賛成だけど、()()は全員呼んだ方がいい。いや、逆に全員は避けた方がいいかもしれないな。」


「どういう意味じゃ?」


「あくまでもアタシの見立てだが、3位(クロード)より下は正直話にならないと思う。来たところで死んで終わりだ。それでも実力者であるのは間違いないし、無駄死にさせるのは良くないと思う。今回の件、アタシは【闇女】より危険度が高いと思っている。」


「…!?そこまで言うのか、お前が。」


「ああ。最低でもクロと…シロってやつがいつ現れても良いように、アイツも…ユリヤも呼んでおくべきだ。」


「ユリヤ様を!?」


アカネの言葉に驚く杏。

その声と表情には嬉しさのような声色が滲み出ていた。


見ても分かるが、歓喜の感情が流れ出ている。

ユリヤというやつと仲でも良いのだろうか?


「杏?あなた、もしかしてユリヤ様と会ったことがあるの?」


姉さんにもそれが伝わったのだろう。

ただ、その前に気になることがある。


「そもそも、そのユリヤって人は…」


一体誰だ?


と聞く前に興奮した杏が食い気味に、堂々と無い胸を張って高らかに宣言する。


「よく聞いてくれたわユウト君!その人はね!かつて、私を窮地から救いだしてくれた狩人協会の最高戦力!!七騎士(セブンスナイト)の第1位、【無限のユリヤ】!気高く美しく!とても優しく、強き御方なのよ!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ