苛立ちと後悔
感想が来ない
そんな泣き言を良い続けて半年が経過しました。
そして今になって…
なんと!
ようやく!!
私は気付いたのです。
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ろぐいんせいげんとはな…
腹が立つ
あまりの怒りに強い吐き気を催し、激しい眩暈がする。
腹が立つ
この小物を、好き勝手に調子に乗らせている自分にも。
腹が立つ
こんな小物に…想像だとしても姉さんを犯され、それを好き勝手に宣っているのを放置している現況にも。
かつて、これ程までに殺意を覚えたことはない。
どれだけ腹が立つヤツがいたとしても、
どんなに憎んだヤツがいたとしても、
法律社会という枠組みの中で生活をしている以上、人殺しなんていうのは現実の外にある選択肢だ。
現実…全てを捨てる覚悟を持った者、あるいは後先も何も考えてない浅はかな者がとる行為。
当人たちだけでなく、周りの多くの人間まで不幸にする行為だ。
だから俺は、万が一でも姉さんを悲しませないように。
相手を痛めつける時でも、絶対に大怪我以上のことにはならないよう細心の注意を払ってきた。
しかし、コイツはどうだ?
こいつは人間じゃない。
鬼憑きだ。
人類の敵で、狩人の敵。
アカネも、姉さんでさえも。
何体も葬ってきている存在。
狩人であれば迷いなく討伐するべき対象だ。
しかし、俺の立場は特別だった。
ユキの力になるならば、と。
頭の片隅で考え、生かして利用しようなどと考えていたのが間違いだったのだ。
この鬼憑きは…いや害虫は。
今すぐに駆除しなくてはならない。
もう殺す
「急に動かなくなったなぁ?俺様が怖くて怖気ついたのかぁ?」
身動き一つとらない俺に対して、勝手に優位に浸り始める。
「今更ビビッてももう遅ぇんだよ!!」
突如として左足に違和感が走る。
膝辺り…それも内側からの急激な圧迫感。
なるほど、そういう力か。
即座に俺の左足内部に発生したヤツの神通力を消し去り、後ろで突っ立っているシロに問いかけた。
「シロ。これはテストなんだよな?俺が死んだら不合格って話だが…」
害虫に指を差す。
「アイツが死んでも不合格になるのか?」
シロは笑う。
心底、楽しそうに。
「彼の生死はユウトのテストに何ら影響は与えないわ。どうぞ、存分に。」
それを聞いて安心した。
「あ、あれ?何で吹っ飛ばないんだ?」
俺の左足が自分の妄想の通りにならないことを不思議がっている様子だ。
「お前、楽に死ねると思うなよ。俺の考え得る最大限の苦しみと恐怖を与えてやるから期待しておけ。」
「うっ…」
明らかに先ほどまでと様子が変わった俺にたじろいでいる。
その巨大な隙を見逃してやる理由はない。
男との距離をつめる。
「こ、この!もういい!死ねっ!!」
そう叫ぶと同時に俺の胸…心臓の辺りからどす黒い殺意、ヤツの神通力が発生する。
今度は発動させる時間も与えず消し去った。
まるで何事も起こっていないように…否、
事実何も起こらずにただ歩いてくる俺にヤツの冷静さは確実に失われていった。
「な、なんなんだよお前!?なんで死なないんだ!なんで吹き飛ばないんだ!!」
首、胸、腕、足…
色々な場所で効果を試そうとしているようだが、全てを消し去る。
自信がある攻撃だからこそ、それが全く通用しないなどと考えない。
考えたくない。
実際にその力は非常に強力。
神通力の容量、出力も十分。
だからこそこちらの狩人もまとめて殺されているし、それこそがヤツの自信の源にもなっている。
憐れなヤツだ。
最初にやった小手調べや雑な突進が俺に対する唯一の有効打であるのに、こちらがソレを必死に避けていたことも思い出せず、自分の最も自信がある攻撃をただ繰り返す。
その自信も、くだらない妄想も、下品な口も、尊厳も、野望も、命も。
全て壊して、奪う。
「く、来るな!来るなバケモノォ!!」
それはもう悲鳴であった。
俺に背を向け、走り出す。
俺もそれを追いかける、走る。
焦ってか狙ったかは分からないが、ヤツは傍に転がっていた大きめの石を手に取る。
「これでも食らえっ!!」
しかし、その攻撃は何の意味もなさない。
走っているから、焦っているから、こちらにしっかりと目を向けていないから。
明後日の方向へ…そして大した威力もなく飛んでいく。
「な、なんで力が発動しないんだ!?」
距離を詰める前なら有効打になり得た。
しかし神通力の出力がそれなりに高かろうが、ここまで近づけばもう何もさせない。
全ての女は俺の物
そんなくだらない妄想を垂れ流していたバケモノは、この瞬間に何の取り柄もない屑へ変貌を遂げた。
否、元に戻ったのだった。
ヤツは再び走り出そうとするが、石を無理な体勢で投げたことによりバランスを崩して転倒してしまう。
「く、くそっ!………ひっ!?」
起きたらもう目の前には俺がいる。
「答え合わせしてやろうか?先生。」
コイツには死ぬ直前まで絶望していてほしい。
「何を、言って…?」
「お前の神通力は言わばコンプレッサーだ。大気を圧縮して体積を小さくし、高い圧力を発生させることができる。それを解放したエネルギーをバネにして高速に石を打ち出したり、足に溜めて爆発的な勢いをつけたり、相手の身体…その内部に限界まで圧力を高めて解放すれば、人体が圧力に耐えられず破裂。バラバラになる。」
「あ、ああぁ……。」
能力を全て封じられ、看破され、逃げることもできない現況に絶望し、思考能力が低下しているようだがまだ終わらせはしない。
そんな楽な道へは行かせない。
「お前に生き残る術を教えてやろう。」
「…えっ?」
口を開け、呆けているバカ面に向かってハッキリ言う。
「お前の神通力は俺には一切通用しない。もう分かっていると思うけどな。となればここを生き残るにはもう1つしかない。俺を殴り合いの喧嘩で倒すしかない。」
「な、殴り合い…だと?」
「そうだ。俺に特別な力は通用しないが、殴られたら痛いし、繰り返されれば普通に死ぬだろう。そうすればこの場を乗り切れるぞ。お前の『全ての女を自分の物にする』という望みを叶えられるかもしれないぞ。」
自分自身の望みを思い出し、想像したのか。
単純過ぎることに恐怖に塗りつぶされていた筈の感情に、『欲』と『希望』が混ざり始める。
「そうだ!俺はまだ…!終われない!終われねぇんだよおぉ!!!」
恐怖を希望と殺意で塗り隠し、拳を構えて突撃してくる。
さぁ、教えてやるとしよう。
この教師を詐称する立派な屑に。
真の後悔というものを。
昨日は結構書き溜められたので、
貯金して日曜日にまた投稿しよ~
とか考えてましたが、
腑抜けた考えを捨て、投稿いたしました!
たぶん今は勢いが大事なんや!たぶん!
今からポケGOのイベントもあるし、それがなくても子供と2人でお留守番なので、今日明日の更新は厳しいです!
ではまた✋




