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退屈は僕を殺したい  作者: おどろん


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40/53

神通力とは

夜勤が地獄過ぎます…

帰って寝るorストレス解消でナイトレイン→寝る

仕事終わりに電車でウトウトしながら書いてるから変な言葉の使い方してたり、もうダメダメや!

早く年末になれー!!


『神通力の正体?』


特殊な力の正体が神通力。

その神通力の正体とは一体どういうことだろうか?


『儀式を行って神通力を得る。その認識は正しいのだけど、ユウトはその儀式を見たことはあるのかしら?』

『いや、無いぞ?俺自身いつの間にか能力を得ていたし、話も聞いただけで儀式と言われても正直全く分からんな。どういうものかというのも特に言及は無かったし。』

『まぁそれはそうよね。見せようと思っても急に見せられるものでもないし。』


急には見せられない?どういうことだろうか?


『なんと言うのが分かりやすいかしらね…。ユウトは漫画とかは読む?』


これは意外というか、日常的というか。

随分と『普通』の質問が来たな。


『あんまりしっかりと読み込んではないが、有名どころは結構友人の家で読んだな。進〇とかはかなり好きだ。』

『あらあら、ユウトも普通の少年なのね。』

『そりゃそうさ。なんだと思っていたんだ?』

『ふふふ…。漫画なんて馬鹿が読むもんだ、なんて言う可能性もあるかと少し思っただけよ。』

『最初は確かにそう思っていたけどな。暇だから読んでみたら結構面白かった。』

『なるほどね。じゃあ一応聞くけど、イタコって言葉を聞いたことあるかしら?』

『イタコ?イタコってあの霊媒師的なやつか?口寄せとかやるやつだよな、たしか。』

『あら?結構詳しいのね。その通りよ。やっぱり漫画か何かで知ったのかしら?』

『ホラーが結構好きなんだ。投稿映像から映画作品までそこそこ詳しい自信はあるぞ。そういうのを見ているとたまに出てきたりしてたな。』

『変わった趣向…というわけでもないのかしら。でもちょうどいいわ。口寄せまで分かっているなら話は早いわ。』

『それはつまり、儀式というのは口寄せのようなものってことか?』

『ええ。やっていることはかなり近いわ。…口寄せに関してはどういう認識かしら?』

『あくまでもフィクションから得た知識だが、死者…とは限らないんだっけか。死者や生者の魂を呼び寄せて、その意思や思いを伝える…とかそんな感じだった気がする。』

『大体合ってるわね、良かったわ。指を噛んだら蛙が出てくる…なんて返事じゃなくて。フフッ。』

『ナ○トも知ってるのか。お互い、わりと趣味も近いかもしれないな。』


案外ユキは漫画を結構読むのかもしれない。

今度好みの傾向を聞いてみるか。


『話を進めよう。口寄せに近い儀式ってことは、神通力は選んで呼び寄せることが出きるってことか?』


呼び寄せたい…つまり手に入れたい力を選んで引き寄せる、ようなことが出きるのだろうか。

ただその場合、姉さんが『好きでもない』能力を得ていたのが気になるが。


『あら?惜しいけれど、それは少し違うわ。ユウトにも間違えることがあるのね。』

『そりゃそうさ。俺の人生間違いだらけだ。』


間違ってばかりだ。


『口寄せにかなり近いと、言った通りよ。呼び寄せるのはあくまでも魂。儀式というのは魂を呼び寄せ、己の中に憑依…同一化させることを言うわ。そうやって、人は神通力を得る。』

『…ちょっと待ってくれ。それだとその誰のかも分からん魂自体に神通力が宿っているということにならないか?』

『その通り、正解よ。神通力とは即ち、()()()()()なの。』

『いやいや、タンマタンマ。』


ユキはとんでもないことを言っていないか?


『つまりアレか?姉さんとかアカネとか、その他全ての狩人…いや鬼憑きもか。他人の魂を自分に憑依させてるってことなのか?俺やユキも?』


他人の魂が、今俺の中に入っているというのか?

副作用のようなものは無いのだろうか?

多重人格のような症状が出たりしそうなイメージがある。

あの優しい姉さんにも、そのどこの馬の骨とも分からんヤツの魂が入り込んでいるのだろうか。


『私は特別(スペシャル)だから少し違うけど、あなたのお姉さんや龍堂茜…ユウトは間違いなくそのはずよ。』

『副作用とかはあるのか?…ないわけ無いよな?』

『人知を越える力を得るのだから当然ね。強い能力ほど魂の強さも比例するのだけど、分不相応な程の強力な力、魂を得ようとするものは、()()()に引きずられて性格や考え方が変わることもある。酷ければ()()()()()…なんてこともね。まぁ一番酷いのはあなたも知っている通りよ。』

『呑まれる…怪物になるってことか。』

『そう。()()()()後に、自分の物ではない存在に自分の全てを奪われた時、そのものは異形で、異質な存在となる。』

『姉さんたちも鬼憑きになる可能性があるのかと尋ねた時、大丈夫だと言っていたんだが…それはそれぞれの意志が、魂が強いから大丈夫ってことなのか?』

『浄化の姫、天地神楽。神人(デミゴット)、龍堂茜。性格や人となりは知らないけれど、強力な力を扱えるなら魂もそれなりに強くなくてはならない。弱者がなんならかの要因で覚悟もなしに力を得たり、自らを律することもできない愚か者が力に溺れたりすることがなければ基本大丈夫じゃないかしら?まぁそこのプロセスは具体的には判明してないのだけどね。』

『…なるほどな。大体そういうものだと理解はした。』


にしても、アカネは無駄に二つ名が多いな。


『じゃあ今日の本題に戻すな。神通力を2つ持つのはあり得ないということは、魂が2つ以上…いや、3つ以上混ざることは無い、とかそんな解釈でいいのか?』

『ええ。ありえないはずよ。2つの魂…つまり自分ともう一つくらいなら、自我をしっかり持っていれば大きい影響はない。しかしそれ以上となると話は全く変わってしまう。自分の中で、()()()()()()()が始まってしまうわ。そうなると能力を2つ扱うなんてこと言ってられない。正気を保つことすらできず、狩人でも鬼憑きでもない…()()()になってしまうでしょうね。』

『…そうか。でも俺の力もとても科学的に説明できるものでもないんだがな…』

『うーん…ユウトのその力に関しては私もよく分からないわ。どう考えても魂を3つも混在させて正気を保っていられる存在なんているわけないのだから。』


俺はユキの言葉に、

正確に言えばユキの発言した時の感情に違和感を覚えた。


『しかし、例外もいた…違うか?』

『ッ!?なんで……いえ、それがあなたの力なのね。』

『いるわけない、と言いきった割には迷いの感情が出てたからな。それを可能とした人物を知っていたか、少なくても何かしらの心当たりはあると踏んだ。』

『すごいわね。まるで考えていることが読まれているみたい。』

『そんなに便利ではないさ。あくまでも視線や感情、心の動きが多少分かるだけだ。しかもオフにできない…今はできるのかもしれないが。』

『ユウトの洞察力があってこそなのね。あなたの言う通り、かつて魂の操作を可能とする…私と同等の特別な存在がいたわ。


…もういないけどね。』


そう続けた言葉には深い悲しみが感じられる。

それが、彼女の姉なのだろうか。

この話題は避けたほうが良さそうだな。


『そうか。俺もこの力はユキ以外には具体的に話したことはない。龍堂菊には感づかれている可能性はあるが、詳細までは分かっていないはずだ。できる範囲で調べてみるとしよう。』

『私も。ユウトは私から見てもかなり変わっている存在だし、1度調べ尽くしてみた方がいいかもしれないわ。準備をしておくから近いうちにまた会いましょう。今度は直接…ね。』

『ああ、必ず。お互い無事で会おう。』

『ええ、必ず。…またね。』


そう最後に言葉を交わすと頭の中からユキという存在の気配が綺麗サッパリ無くなっていた。

そう言えば、おれのこの感情を読む能力は電話では発動しなかったはずだが、テレパシー下…おそらくは神通力を介しての会話なら直接近くにいなくても力を発揮できるようだな。


そんな新しくも使い道が限られてそうな情報を手に入れる。


さて、今日の修行を少し振り返ろう。


今日の修行では、ニュートラライズの発動方法を感覚的に理解できた。

そして俺の神通力を消費することはないのか、特に打ち止めするようなこともなかった。

アカネとの追いかけっ子でシンプルに体力の限界は来たが…、少なくても能力を使用することはできたと思う。

その上で今のニュートラライズの改良点、というより伸ばす点はその『有効距離』…つまりは射程だ。

そして、暴発すると俺のもう一つの力を無意識で打ち消してしまうという点も気にしておかなければならない。

まぁこれに関しては慣れない特訓を半日程度もやっていたというのも原因として強そうだが。

今では問題なく発動しているし、深くは考えなくてもいいだろう。

今度は実践イメージだ。


仮に今日の修行相手の女子3名が敵だったとする。

杏は問題ないだろう。

見えない攻撃と言っても、最終的には俺の身体に触れる攻撃しかできない。

俺には分かるし、触れられるなら俺からも打ち消せる。

問題なく対処できるだろう。

では姉さんは?

姉さんと敵対することなどあるわけないが、姉さんと近い能力がいないとも限らない。

シンプルな炎の能力とかな。

やはりそちらも問題ないだろう。

ここで言う燃やす対象は俺だ。

つまり俺に対して直接能力を使うということ。

おれが触れられるなら即座に無力化できる。

問題はアカネだ。

アイツに触れている時はアイツの神通力を打ち消せることは確認できた。

しかし、アイツが敵にまわれば?

そもそも追い付くことも捕まえることもできない。

こちらの体力がなくなった段階で敗北は必至。

いや、そもそもそんな回りくどいことをしなくても俺が反応できないほどの速度で不意打ちを入れられたらそれで終わりだ。


これはアカネだからというより、単純に動きの速いやつ全般に言える。

だから遠距離で、もっと言えばドームの用な範囲型に能力を使うことができればかなり有利に動けることになるだろう。


とりあえずそれを目標として明日から頑張っていこう。

修行も一応順調と言えるだろうし、久々にユキの声も聞けた。

描いた未来に確実に近づいている実感もある。


1つだけ気になることがあるとすれば、


俺が人生の目標を達成したとき、

俺の渇きは完全に癒えるのだろうか。

分からなくていいです

見なくていいです(笑)

★分かる人用★


深夜レート

最高到達点 9350

現在 7250

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