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退屈は僕を殺したい  作者: おどろん
第四章 特訓篇

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26/81

良い夢の記憶ほど、褪せていくのは早い

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


それはとても暖かい夢だった。


いつもの公園だ。


喧嘩する2人の小さい友達を眺めながら、


×××に膝枕をしてもらう。

頭も撫でてくれる。


僕は、×××が大好きだった。


×××は、気持ちよさそうに鼻歌を歌う。


僕は、その歌が大好きだった。


×××に聞いてみた。


何ていう歌なの?


これはね、――――――――。


僕は、■■■にも歌ってもらおうと思った。


今からとっても楽しみだ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



目が覚めると、見慣れたベッドの上だ。

先程までとても良い夢を見ていた気がするが、もう何も思い出せない。

まぁ、夢とはそういうものだろう。


時刻は朝5時。まだ周囲は薄暗い。

自分の部屋のテレビを点ける。

チャンネルを若番から順番に変えていくと、途中で昨日の、例の記者を発見した。

女子高生の足だけが見つかった、世間を驚かせた怪事件。

その取材に来た大手マスコミの関係者があろうことか、被害者生徒の友人と思われる女学生に強引な取材を行い、怪我をさせた上に脅迫まがいの行為まで行った。

…というような内容で報道されている。


頭の悪そうなアイドルや、特に法律の知識も無さそうなお笑い芸人やタレントのゲストたちにボロクソ言われていて見ていて面白い。

俺はまだ確認していないが、ネットニュースとしてSNSサイトにもかなり拡散されていて、世間では炎上状態。


特定班たちの活躍により名前や年齢、住所までも晒上げられていて、これでは個人は勿論、ヤツが所属する朝顔テレビも大打撃だろうな。

あんな屑はとことん限界まで追い詰められて、困っていても誰も助けてくれない人間であることを自覚しながら絶望して孤独に死ねばいい。


テレビを消して、スマホで銀行のアプリを起動させる。

口座残高を確認すると記者連中からしっかりと振り込みがされているのが確認できた。

少し多いかと思ったが、どうやら教師二人も昨日のうちに振り込みを済ませていたようだ。

しっかりと学習できているようで何よりだ。


携帯をしまい、朝食の準備を始める。今日は客が一人来ているのでいつもより多めに作らないといけない。


杏はどの程度食べるだろうか?

姉さんやアカネは女子高生というイメージと比べると結構食べる方だ。

俺も育ち盛りの男子学生であるため、それなりに食う。

しかし杏はあの体型だ。

小学生高学年と言われればギリ疑わないレベルのサイズ感なので、作りすぎないほうが良いだろう。

足りなければケーキが残っていたはずなのでそれでも食べてもらおう。 早く食べないと悪くなるしな。


朝食のメニューを考えつつ、静かに部屋を出てリビングに向かった。

5/5テコ入れしました

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