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昭和の話  作者: 朝倉一二三


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55/62

その55 豪華賞品


 昭和◯◯年◯月◯日


 昭和の時代、豪華賞品というと海外旅行が多かった。

 子どもの俺にはイマイチ理解不能だったが、やっぱり海外旅行が憧れだったんだろうな~。


「タイムショック!」「スタート!」

 から、クイズ番組が始まる。


 椅子に乗った解答者がクイズに答えていき、全問正解で海外旅行だったはず。

 違ったか?


 記憶があやふやで違うかもしれんが、解答者の正解が半分以下だと、ぐるぐる周りながら降りてきて晒される。

 高いところで解答するから、やっぱりプレッシャーがあるんだろうな~。


 かなりの長寿番組だったが、クイズ番組で長寿といえば、アタック25だろう。

 日曜日の昼にやってたから、ほぼ毎週観てた。

 日曜ってあまり観るものがなかったから、これを観ちゃうんだよね。


 オセロのようにひっくり返してパネルを取って、最後の映像クイズを有利に進める。

 パネルを沢山取ったほうが、はっきりと映像が観られて正解率が上がるというわけだが、そう上手くもいかない。


 そもそも、全パネルを取っても、クイズに不正解だと駄目だし。

 賞品は、ここでも海外旅行だったと思う。


 別のクイズ番組もある。

 ゴンドラに乗った解答者がズラリと横に並び、クイズに正解すると一段上がっていく。

 不正解だと逆に下がる。


 アップダウンクイズだ。

 最後に一番上にたどり着いたやつが勝ち。


 飛行機に使うタラップ車みたいなはしごがやって来て、海外旅行の目録をもらう。

 ここでも海外旅行だ。


 ダイビングクイズってのもあったな~。

 解答者が、滑り台みたいなやつに乗って解答するの。

 じょじょに滑り台の角度がキツくなっていくという。

 これも、賞品が海外旅行だった気がする。


 もしかして、海外旅行が一般的になってしまったから、クイズ番組が廃れたのだろうか?

 その海外旅行じたいをクイズにしちゃったのが、アメリカ横断ウルトラクイズだよな~。


 ググると、初回は昭和52年らしい。

 俺がたまにギャグで使う、「ファイヤー!」「ジャストミート!」は、かなり後半のネタ。

 海外ロケまでやって、かなり金がかかってたよな~。


 今のTV番組なんて、金をケチったしょうもーない番組ばっかり。

 そりゃ、誰も観なくなるわ。


 本家のウルトラクイズの他に、全国高等学校クイズ選手権ってのがあった。

 ウルトラクイズには高校生が参加できなかったので、高校生だけでウルトラクイズを作ったという感じ。


 実は、この番組に参加したことがある(笑)

 参加といっても予選で敗退だけど。


 札幌の円山公園で予選が行われて、デカい◯✕の中に走っていくって感じ。

 3人チームだったが、3回目ぐらいに不正解して予選負けした(笑)

 ウチの学校からも、それなりに参加者がいたが、予選突破はゼロだった。


 平成の作品になってしまうが、国民クイズという漫画があった。

 国民の大勢がクイズ番組に参加して、目標金額に達成すれば、どんな願いも叶うというもの。


 あのぐらい大々的に賞品も超豪華にクイズをやれば、またクイズ番組も復活するかもしれないが――。

 まぁ、破滅寸前のいまのオールドメディアじゃ無理か(笑)


 


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― 新着の感想 ―
「100人に聞きました」とかありましたね 5人家族なのに正解数が足らなくて海外旅行に行けるのは 4人だけ…とかの時はケンカにならないか勝手に心配してました
国民クイズは怪作でしたね…… 当時読んでて、とてつもないインパクトがあり、いまでもフとした時に思い出したりします もちろん自分の年代的にそう思うとこもあるのでしょうが、このころこういった魂に刻むような…
クイズ番組は自分達で新たなゲーム性を生み出せないので、素人でなく芸能人のネームバリューで視聴率を上げようとした結果、製作費がかさんで海外ロケがなくなったのだと勝手に推測しております。結局はアイデアを出…
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