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昭和の話  作者: 朝倉一二三


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37/51

その37 SF


 昭和◯◯年◯月◯日


 日本沈没のTVドラマを観る。

 そういえば、昭和にはSFドラマが普通に流れてたよな~。


 いや、日本沈没はSFだよな?

 ちょっとググる――1973年(昭和48年)に刊行された小松左京による日本のSF小説。

 やっぱりSFだった(笑)


 同じ時間帯にやっていた、猿の軍団。

 いや、あれもSFだよな?

 ちょっとググる――円谷プロダクション製作のSF特撮テレビ番組。

 やっぱりSFだった(笑)


 個人的に好きだったのは、スペースウルフだったんだが、世間的には視聴率は悪かったみたい。

 ブラックホールから帰ってきた男――結構ハードなSFだったので、それがよくなかったか。


 映画でも、スターウォーズが流行ったりしてSFブームが着ていたが、

 世界で大ヒットしたスターウォーズに対抗して、邦画が送り出した切り札が――惑星大戦争。

 この差よ。


 古い、圧倒的な古さ。

 古き良き昭和の特撮の集大成とも言える作り。

 いや、俺は惑星大戦争も好きだし、特撮には特撮の良さがあるのは解る。

 解るのだが、世界的に大ヒットしたスターウォーズと比べてしまうとねぇ……。


 惑星大戦争を初めてみたのは、ムラの振興センター(公民館みたいな場所)でやってた上映会。

 当時、各村々を、定期的に巡回している映画興行会社があった。

 そのときに観たのが、惑星大戦争とスターウルフの二本立て。

 どちらも面白かったので、俺には大ヒットだった。


 まぁ、お話はゲフンゲフンなんだが……金星ふっとばしちゃうし……。

 それでも好きなシーンは沢山あるし、音楽もよい。


 シン・エバーでも、惑星大戦争のBGMが使われていたので、庵野監督もそう思っていたに違いない。

 個人的にはブンダーからリボルバーキャノンを発射してほしかったな~(笑)

 あれ? リボルバーキャノン使ったっけ? 覚えてない。

 1回しか観てないからな~。


 惑星大戦争は当初スターウォーズという題名で公開される予定だったらしいが、本家のスターウォーズが日本に入ってきてしまっために使えない。

 それで惑星大戦争になったようだ。


 古き良き昭和の特撮ではあったが、興行的にはよかったみたいで、海外にも輸出されたという。


 それはさておき、スターウォーズを観て邦画の関係者はショックを受けたのだろう。

 本格的なSF映画を作り始めた。


 それが、「宇宙からのメッセージ」なんだが……。

 これもね~。


 TVで特集をやってたんよ。

 ミニチュア撮影のために、めちゃ高いカメラを買ったとか。

 実物大のセット作りましたとか、宇宙船のコクピットの機械は本物っす! とか。

 結局、そこがピークだったね。


 実は、宇宙からのメッセージの本編は観ていない。

 真田十勇士が元らしいというのは、知っている。

 映画公開のあと、TVドラマもやったのだが、それは観た。


 スターウォーズみたいなハードなSFを期待してTVの前に座ったのだが、始まったのは特撮戦隊モノ。

 がっかりして1話切りしてしまった。


 2話以降観てないので、本当に特撮戦隊モノだったのか、不明なんだが。

 まぁ、後世に語り継がれていないので、お察しだとは思うのだが……。


 なんやかんやで、惑星大戦争は語られることが多いしなぁ。

 庵野監督もネタとして使ってたし。


 そのあとも、多額の予算を使ってSF映画が作れらた。

 それが「さよならジュピター」

 これもな~ゲフンゲフン……。

 結局、話題になったのが、三浦友和の無重力S◯Xシーンだけだったという……。


 そういえば、さよならジュピターも、庵野監督がエバーでオマージュしてたな~(笑)



 

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― 新着の感想 ―
スターウォーズは、当時のコーラ瓶の蓋の裏側にキャラが印刷されててめっちゃ集めてました。 たまに当たりもあって30円だったかな?駄菓子屋で換金出来ました。 あれ?1Lの当たりが30円だったかな?
 そういえば、通っていた高校の近所に小松左京の家があって、さよならジュピターの書き損じ原稿や特撮模型が捨ててあったとか噂になってました。あと、自宅近所のイマジカ(当時は東洋現像所)で首都消失の共通鑑賞…
宇宙からのメッセージは殆ど覚えてないんですがTVで見た覚えが有ります。コミカライズ版を石ノ森章太郎先生が手掛けていてこれも面白かった。懐いですね。 さよならジュピターはSONYのPCが出てくるんですが…
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