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第八話 神社の見回り
やあ、こんばんは。
僕はツキモリジェムズのイエローダイヤモンド。
お月様からの指令で、黄昏時のとある神社をパトロールしている所さ。
「神社って、不思議と落ち着くよね」
僕がそう言うと、ハックマナイトが頷いた。
「今みたいに人気がないと、本当に静かですもんね。ちょっと怖いくらいですよ」
「境内に立ったなら既に、神の領域とされる地に入っているということだからな」
ジェダイトが相変わらず静かに言う。
あ、パトロールメンバーの僕ら三人は、ジェダイトの助言でちゃんと最初に手を洗っているよ。
「お月様が『瘴気が溜まりやすい』って言ってたけど、そんな風には見えないなあ」
「むしろ、THE☆清浄って感じですよね。ジェレさんが好きそう」
「神社は人々の想いが集まる場所だからだろう。強い願いは時に歪みを生じさせる」
「なるほど……瘴気はネガティブなエネルギーの『塊』だもんね」
「でもここには神様がいらっしゃるんでしょう? 私たちが居なくても大丈夫そうですけど……」
「神々を支えるのは、寄せられる心だ」
ジェダイトはそれだけ言って、空を仰ぐ。
つられて僕とハックマンも顔を上げると、美しい黄色のお月様がいた。
「よし、パトロール終了! 何もなくて良かったね」
「平和で何よりです」
「では、帰ろう」
―第八話 おわり―




