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強襲ボランティア  作者: 永久院 悠軌
新学年編
38/55

38. 会合

現在、学習準備室

SVTの日課、朝の会合が開かれる

「えー、ミーティングを開始する」

総隊長である静道せいどう先輩が声を発してメンバーの顔を見渡す

……。

「何でお前ら朝からそんなに微妙な表情なんだ?」

静道先輩が聞く

…………。

「隊長、そちらの二名の紹介を早くしてくれないと皆さん武器から手を話せない様子ですよ」

沈黙を破るように鎌月かまつきが言う

俺は二名とは既に言葉を交わしているため、俺は特に警戒はしていないのだが、他の面子は入って来るなり殆どのメンバーが無言でポケットの中に手を入れたり、腰元に手を当てていたりする

「あぁ、忘れてた。警戒解除していいぞー。んでもって、二人とも自己紹介をしてくれ」

忘れていた訳ではないだろう。いや、まさかな

取り敢えずメンバーの数人がさり気なく武器から手を離して、自己紹介を聞く体勢を整えた

「んじゃー、あたしからいっきまーすっ!」

重い空気を払うように一人の少女が立ち上がり、声を上げる

「1年1組の銀嶺ぎんりょう明里あかりです!いつもお兄ちゃんがお世話になっています!」

俺とファーストコンタクトをとった時と同じような台詞

……。

…………。

「「ええええええええええええええええええええええ!?」」

予想通り、絶叫

朝からSVT本部の位置が外部に漏れそうで怖い

「特技はお兄ちゃんには『ハニートラップ』と言われていますが、演技全般が得意です!」

口調は明るく、無垢な印象があるが、外見は元気なバスケ部女子のような空気

つまり、葉城はしろみたいな小動物ではない

人好きされそうだ。兄妹揃ってモテモテか

「お世話になりますので、よろしくお願いしまーす!」

警戒していたSVT隊員も一応納得した様で、武器から手を離す

「よし、次だ」

次に視線が向かった先に居るのは、ネクラな女子

視線を感じたようで、静かに立ち上がる

「……」

「「……」」

緊張感が再度漂う

隠牙いんがこうです。特技は、PC系全般です」

……。

シンプル is Best?

隠牙さんは座る

…………。

静寂

「さて、SVTにメンバーが増えたぞ。新メンバーの二人に、SVTの仕事を教える」




Secret Volunteer Team

SVTは『自主性』『無報酬性』『利他性』のボランティアの三原則に基づく完璧なボランティアを行い、社会奉仕を行なう秘密組織だ

社会の為になる事であれば見境無く行なう

社会にとって悪になるものを取り除き、悪が生まれる事も防ぐ

そして、悪が無かったとしても、善を行なう

これが、SVTの活動内容


俺たちは活動中に、心がける事がある

仲間への想いだ

作戦を成功で終わらせる事が最大の目標ではあるが、その過程において仲間に危険が及ぶ事があるのならば、仲間を守る

いや、俺たちは、あらゆる物事全てを疎かにはしない。常に全力

All For All

全ての人間が全ての為に力を使う




「俺たちは、ボランティアをするだけの団体じゃない。ボランティアを通じて俺たちは仲間に信頼を置き、人間関係の向上を狙う。別にボランティアをするだけなら適当に人を集めれば良いからな」

静道先輩……懐かしい事言ってるな

これは、SVTが昔、俺と静道先輩の二人しか居なかった時に話した事だ

SVT結成の目的は言うまでもなく、ボランティアで多くの人のためになる事をするため

だが、それだけではない

高校生活3年間は、俺たちの人生にたった3年しか無い

何年生きるか知らないけど、この3年間はとてつもなく重要なものになる

3年間生きるのに、味方が居ないんじゃ過ごしにくい

そのために、SVTはそれぞれの味方ともなるような人間関係を結ぶ

「ここに居るメンバーは、特出した才能に恵まれてしまった奴らばっかだ。一人で高校生活を送ろうとしても、それらの力を活用する事もできなければ、その力のせいでトラブルを起こす奴もいるかも知れない」

例えば、鷹宮たかみや先輩なんかはSVT以外に友人は居ないような人だ

気配が薄い事も、高校で上手く活用するなど難しいだろう

「SVTに入る事で、自分自身の価値も高める事ができる。対人関係を結ぶ事で、互いに必要となる」

この話は1年生だけでなく2、3年生のメンバーも知らなかったよな

「全員、仲間を大切に、地域を大切に、全てを大切にしろ」

静道先輩は良いリーダーだ

全員がそう思えるだけの力がある




「さて、メンバー増加報告だったが、メンバーはまだ足りない。今日は査定に行くぞ」

「「了解」」






どうも永久院です

新メンバー増えて、変な回を挟んでしまいました

文字数少ない上に特に意味の無い回です

なんか、忙しくて、スミマセン

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