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          7 流通

 マリエールは流通に乗り出した。あらゆる物を作り出して、共有アイテムボックスで瞬時に移動出来る。万能の流通だ。

            7  流通


 ミーシャの父親は入植して農業をしながらだけど、副業で大工仕事の手伝いもした。ミーシャの家は豊かになった。エリアフィールで死んだ裕福な家は事情聴取を受けて別に家族が進めていたわけではないらしいと思われた。ただ単に噂を聞いて参加したらしい。家族の言う事に疑わしいところはないが家族が犯罪を犯した罪は重い。本来なら財産没収の上家族郎党処刑すべきだが、マリエール様さの温情により罰金刑になった。その金額大きく年収の3割だ。今年の利益はない。

 マリエールは、産業、流通にも取り組んだ。ワインを筆頭にした酒類、缶詰めなどの加工食品、鍋釜などの金属加工、茶碗、皿などの陶磁器--------------。それが共有アイテムボックスによって瞬時に送れる。

 マリエールは海にも乗り出した。伯爵領は大きく海に面している。南と東だ。マリエールは伯爵に尋ねた。

「かつて、海を越えて他の国に行った者はおりますか。」

伯爵は手もとに地図を置き、

「今、この大陸以外には、島が幾つかある以外見付かっておらぬ。あるかないか判らぬのに船出する者はおらぬ。もしもあったとしても利益が判らぬ。」

もっともな話しだ。苦労して遠出しても利益がないのでは何にもならない。マリエールは、

「私がフライで捜索してきます。有用な物が見つかるかも知れません。」

マリエールは先ず南を目指した。砂糖、フルーツ、カカオ、様々な樹の実が見付かった。人間もいた交渉して流通する事になった。村の長と占い師の老婆に会った。マリエールは、

「北の国からやって来たマリエールと申します。あなた方と交易して文化交流したいと思ってやって来ました。宜しくお願い致します。」

占い師の老婆は強い魔力がある。どんな使い方しているのか興味がある。村の長は、

「お互いに有益な交易と交流が出来れば嬉しい。」

分身体が共有アイテムボックスから色々な物を出した。村の長は酒に興味を惹かれたようだ。マリエールは、

「良かったお召し上がりください。」

と言ってコップに酒を注いだ。村の長は酒を嗜み、それからは交渉がすんなりと進んだ。

 マリエールは占い師の老婆の家に向った。粗末なあばら家がこの村の家はみんなこんなだ。占い師は尋ねた。

「聞きたい事とはなんだ。」

テレパスが使えるマリエールは相手の心が読める。しかしながら考えていない事は読めない。だからこうやって直接会話ずる。マリエールは、

「あなたが信じている神は何処にいて、どんなふうに、どんな会話をするの。」

これは占い師にとても失礼な質問のようだった。占い師は、

「礼儀知らずの小娘が何んと無礼な事をこざいている。トットと出て行け。」

どうやらこの世界には神が存在しているらしい。占い師も水魔法や火魔法の簡単な物は使えるらしい。神の言葉が少し判るようだ。特に天候や厄災の事が判るようだ。ただし神と言えるのかどうか判らないが少なくとも万能の神ではなさそうだ。八百万の神々の一神だろうか。

 海外に乗り出した。南の島だ。砂糖、フルーツ、カカオ、樹の実を見付けた。村民に会った。神はいるらしい。

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