15 交渉
政府関係者はアンドロイド達に我々は彼らを誘拐してはいない。合意の上で連れて来た。その証拠にアイドルをしていると言った。
15 交渉
政府関係者は、
「あなた方は美形星人を我々が誘拐したと考えているようだがそれは違う。我々は彼らの意思を尊重して彼らを美形星の代表として彼らを招いた。それが証拠に彼らをアイドルとして遇しているでしょう。」
やり取りの中で交流会考え彼らを強引に誘拐したという認識でいる事が判った。政府関係者も多分そうなんだろうと思っているが彼らは今アイドルをしている。彼らが現況に満足しているのなら強引に誘拐した事にはならないかも知れない。
「ならば我々は彼らへの面談を要求しよう。彼らが本当に現況を受け入れているならば、この星への注意に止める事も可能だ。」
光明が開けた。彼らがアンドロイド達に強引に誘拐されたわけではないと告げれば危機は回避出来る。その後政府関係者とアンドロイド達はお互いの連絡先、面談の方法などを確認して電話を切った。政府関係者は上司、芸能プロダクション、アンドロイド達と協議して日時や場所を決めた。芸能プロダクションにはアンドロイド達は彼らが誘拐されたのかどうか聞いて来るから誘拐されたのではないというように良く話しておいてくれるように言った。
面談は公開された。アンドロイド達は美形星人同様美しかった。こんなに美しい存在が揃う事が不思議に思えた。面談はアンドロイド達が美形星人に誘拐されたかどうか問うところから始まった。美形星人は、
「私達は誘拐されたのではありません。この星の人達からこの星の事を聞いて、どんな事をするのかお聞きして合意して来ました。」
それからアンドロイド達はどう言われたのか、この星での待遇や自由はどうだったのか聞き美形星人は卒なく答えた。司会は、
「質問は以上でよろしいでしょうか。よろしいければあなた方の事をお聞きしてもよろしいでしょうか。」
アンドロイド達は交流会やその規則について、今回この星は規則に抵触したので注意若しくは処罰に来たのだが誘拐てないというのであれば注意だろう。恒星間移動出来ない歴史のある星との接触は禁じられている。今回交流会規則を知らず偶発的な不幸な出来事だった故注意で留め置くが次回同じ事があれば処罰すると宣言した。
アンドロイド達は美形星人がこの星の人間に言わされた事は判っていたが美形星人はこの星が居やすい場所と認識しているので波風を立てる事を止めた。
今回これで終了だ。帰ってきたアンドロイド達の報告を聞いてマリエールは、
「あの美形星人達は本当に誘拐されたのではないのだろうか。そこが気になるのだが。」
アンドロイド達はやはりそこが気になるようだが、
「テレパスしてもはっきりしません。その事は気にしていないようでした。」
マリエールは納得はしていないようだが承知した。
「任務完了ご苦労様。これで私達の初仕事完了ね。ありがとう。」
マリエールは嬉しそうに言った。アンドロイド達は比較するのもなんだが、マリエールの笑顔は美形星の誰よりも美しいと思った。
彼らとの面談でも彼らは話しを聞いて自分達が自らついて来たと発言した。言わされている可能性はあるが今の生活に満足しているようだ。




