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ハリガネベイスボウラーズツウ!  作者: 椎家 友妻
第七話 決戦!張高ソフトボール部!の、その後
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5 悪事の全て

 『いやぁ~、これはどうも、先日は申し訳ありませんでした』

 その声は、間違いなく校長の声やった。

そして電話の校長の会話は、やけいに明るい声で続いた。

 『はいっ、大丈夫です!

松山碇をそちらの学校に転校させる為の、次の策は考えております。

実は今度の日曜日にですね、野球部が負けたら廃部という条件で、

ウチのソフトボール部と試合をさせる事にしたんですよ。

いくら松山碇が飛びぬけた才能の投手とはいえ、

その他の部員はムシケラ同然。

野球部がその試合で惨敗するのは目に見えています。

これで野球部は廃部になり、松山碇はこの学校で野球ができなくなる。

そうなると、野球を続けたい彼は、

否が応でもよその学校に転校せざるを得なくなる訳です。

そしてその時、改めて大京山の監督さんに松山碇を勧誘していただければ、

彼は必ずや、大京山への転校を決心すると思います。

いかがです?完璧な策でしょう?

はい、はい、ありがとうございます。

え~と、それでですね、この前にも申し上げましたが、

もし松山碇を大京山に転校させた暁には・・・・・・

はい!よろしくお願いします!

え?前金を頂けるんですか⁉

それはありがたい!はい!お任せください!

必ずや野球部を廃部に追い込み、

松山碇を大京山に転校させてみせます!

え?そちも悪よのうですって?何を仰いますか!

それを言うならそちらだって!

はーっはっはっは!はーっはっはっは!』



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