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4 ここでも小暮
その声がした方に、部屋に居た全員が振り返る。
するとそこに、一人の女子生徒が立っていて、その女子生徒とは、小暮やった。
「小暮?あんた何しに来たん?」
目を丸くしながら佐渡さんが言った。
それはここに居る全員の疑問やと思うが、
それに対して小暮は静かな口調で言った。
「ですから、証拠を持って来たんです。
さっきそこの彼が言っていた事が、正しいっていう証拠を」
「ええっ⁉」
その場に居た全員が驚きの声を上げる。そして俺が続けて尋ねた
「そ、それはホンマか小暮⁉」
すると小暮はコクリと頷き、
制服のスカートのポケットから携帯電話を取り出し、
それを俺達の前に差し出した。
「これのどこが証拠だと言うのかね?ただの携帯電話じゃないか」
眉を潜めながら校長は言った。
それに対して小暮は、少し目を細めて答えた。
「この携帯に、以前校長先生が校長室で、
ある人物と電話で会話をしていた時の音声が、録音されているんです」
「な、何だと⁉」
とたんに校長の表情が険しくなった。
そんな中小暮は、差し出した携帯のボタンをポチポチっと押した。
するとそこから、録音されたある男の声が聞こえてきた。




