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ハリガネベイスボウラーズツウ!  作者: 椎家 友妻
第六話 決戦!張高ソフトボール部!後半戦
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2 バッテリー交代

 「じゃあ俺、準備してきます」

 俺はそう言って自軍のベンチに戻った。

そしてキャッチャーのプロテクターを着けていると、

ソフト部の佐渡さんが、ニヤついた顔で俺の元に歩み寄って来た。

 「随分遅まきの登場やなぁ。真打は最後にお出ましって訳?」

 「まあ、そんなとこですよ」

 佐渡さんの言葉に、俺はそっけなく答える。

すると佐渡さんはマウンド上の碇を見やって続けた。

 「あの子がリリーフすんの?随分可愛い子やなぁ。女の子?」

 「いえ、男ですよ」

 「へぇ、そうなんや。結構あたしのタイプかも。

あんな可愛い子をボコボコに打ち込むなんて、何か気が引けるなぁ」

 「まあ、その心配なら全く要りませんよ」

 俺は心の底からそう言ったが、佐渡さんは聞く耳持たずに続けた。

 「あの子、野球部が廃部になったらウチの部にくれへん?マネージャーにするから」

 「まだ廃部と決まった訳じゃねぇぞ!」

 一足先にベンチに戻っていた岩佐先輩が声を荒げる。

そしてプロテクターを着け終えた俺も、

 「その通りです」

 と言って立ち上がった。

 「試合はまだ終わっちゃいない。本番はこれからですよ」

 「はいはい、じゃあその大した自信を、この後あたしのバットで粉々に砕いたるわ」

 俺の言葉を嘲るようにそう言うと、

佐渡さんはネクストバッターサークルの方へ歩いて行った。

 あの人が次のバッターか。

こりゃあ尚更打たれる訳にはいかん。

俺の心の中で、闘争心がメラメラと燃えあがった。

 メラメラっ!(闘争心が燃えあがる音)



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