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4 う~、まんぼぅっ!
タッタッタ。
俺は走っていた。
碇を探し、学校周辺や駅の近く、
その向こうの住宅街等、碇が家から歩いて行けそうな場所を、
しらみつぶしに走って回った。
しかし碇の姿は見つからない。
とにかく探す範囲が広すぎる。
探し出してから早三十分。
この調子やと碇を見つける前に試合が終わってしまうやないか。
あーもう!
何処に居るんやあいつは⁉
とりあえず、いつも練習をしてる市営グランドに来てみた。
間違えてこっちの方に来てるかと期待したけど、
やっぱりここにも碇の姿はなかった。
あかんやん!
見つからへんやん!
どないすんの⁉
このままやとホンマに野球部廃部でっせ⁉
という事は、この物語はこの巻で最終回⁉
ていうか打ち切り⁉
もしくはネタ切れ⁉
俺の頭に、リアル世界の様々な可能性がよぎった。
だああっ!
廃部も最終回も打ち切りもネタ切れも許されへん
何としても碇を見つけるんや!
考えろ俺!
俺がまだ探してない所!
それでいて碇が行きそうな場所!
う~~~~~~~~~~~~~っ・・・・・・。
「まんぼぅっ!」
残念ながら、『まんぼぅっ!』と叫んだ事には全く意味がない。
そやけど俺はこの瞬間に思いついた。
碇が居そうな場所。
そして俺がまだ探してなかった場所が!
「そうや!きっとあそこに居るはずや!」
俺はそう叫び、急いであの(・・)場所へと走った。




