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ハリガネベイスボウラーズツウ!  作者: 椎家 友妻
第五話 決戦!張高ソフトボール部!前半戦
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1 小暮も割とご近所さん

 試合当日の日曜日。

とうとうこの日がやって来た。

 俺は朝飯を食って野球のユニフォームに着替え、早めに家を出た。

すると門をくぐって道に出たところで、

 「あ」

 「あ」

 と、ソフト部のユニフォームを着た小暮にばったり会った。

そういえばこいつ、ウチの近所のアパートに住んでるんやったな。

あの一件以来、まともに顔も合わせてなかった。

 とりあえず俺は下手な愛想笑いを浮かべながら、小暮に声を掛けた。

 「よ、よう、おはよう」

 それに対して小暮は、

 「お、おはよう・・・・・・」

 と挨拶を返してくれたものの、

そのままプイっと顔を逸らして走り去ってしもうた。

 う~む、やっぱり嫌われてしもうたんやろうなぁ。

まああんな事をしてしもうたんやから、許してもらえるはずもないか。

 俺は気を取り直し、碇の家へ向かった。

 昨日の練習にも、結局碇は姿を見せへんかった。

おかげで俺はキャプテンにこっぴどく怒られたんや。

今日も碇が()ぇへんとなると、キャプテンにどんな目にあわされるか。

だから今日は、首に縄をつけてでも碇を連れていかんとあかん。

 そう心に誓いながら、俺は碇の家へと急いだ。



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