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ハリガネベイスボウラーズツウ!  作者: 椎家 友妻
第三話 校長の企み、大京山のもくろみ
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18 ソフト部の挑発

その声に俺は立ち止って振り向く。

するとそこに、

『HARIKOU』

のロゴが入ったユニフォームを着た背の高い女子が立っていて、

ニヤついた顔で俺を見据えていた。

はて、どっかで見た顔やな。

あ、そうや、あの人はソフト部のキャプテンや。

ちょっと前に小暮の教室に行った時に、

さんざん野球部をコケにしてくれた人や。

名前は確か、佐渡(さわたり)さんやったな。

ちょうどええわ、俺もこの人に話があったんや。

 俺は早足で佐渡さんの前に歩み寄った。

すると佐渡さんはニンマリ笑ってこう言った。

 「あんた、今度ウチのチームと試合する事聞いた?」

 「聞きましたよ」

 素っ気なく答える俺。

それに対して佐渡さんは気を悪くするでもなく続けた。

 「ウチのチームが勝ったら、野球部は廃部やで」

 「そうみたいですね」

 「野球部を辞めたら、次はどの部に行くんや?」

 「まだ廃部と決まった訳やないでしょ」

 「何やったらウチの部で球拾いとして入部さしたってもええで?

あんたは球拾いがよく似合いそうやからなぁ。はっはっは!」

 そう言って高笑いをする佐渡さん。

チクショウ、好き勝手言いおってからに。

この人が同級生の男子やったら、間違いなくドツいてるところや。

しかしここで熱くなったら却って相手の思うつぼ。

それに俺はこの人に聞いときたい事があるしな。

 なので俺は佐渡さんに尋ねた。



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