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17 碇が居ない
その日の放課後、授業を終えた俺は、再び部室へと向かった。
が、傍らに碇の姿はない。
あいつは午後の授業から姿を消していた。
この状況をどう解釈すればええやろうか?
俺は次のみっつの可能性を考えた。
一、碇は昼休みに体調を崩し、午後の授業の前に早退した。
二、碇は昼休みに俺と小暮のアレを目撃し、そのショックで何処かへ行ってしまった。
三、怪獣に食べられた。
う~む、願わくば一であって欲しいんやけど(何なら三でもいい)、
多分、いや、絶対に二やろうなぁ・・・・・・。
あいつまさか部活どころか、学校自体に来んくなるんとちゃうやろうな?
しかも俺のせいで。
カンベンしてくれよホンマに・・・・・・。
と、げんなりしながら廊下を歩いていると、
「ちょっと待ちぃやあんた」
と背後から呼び止められた。




