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ハリガネベイスボウラーズツウ!  作者: 椎家 友妻
第三話 校長の企み、大京山のもくろみ
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10 女の子らしい語尾

 「何でだよ⁉ちゃんと『私』って言えたじゃないか!」

 「今の自己紹介は、市会議員選挙に立候補した元サラリーマンのおっちゃんの自己紹介や」

 「どんな自己紹介だよ⁉違いが分かんねぇよ!」

 「要するに今の自己紹介じゃあ、全然女の子っぽくないっちゅう事や」

 「じゃあどういう風に言えばいいんだよ⁉」

 「それじゃあ俺が、女の子らしい自己紹介の手本を見せたる」

 「おう!」


 「『私の名前はぁ、小暮双菜だぴょん♪よ~ろぴ~くねっ♡』」


 「馬鹿かお前は⁉」

 「何でやねんオイ!人がせっかく女の子らしい自己紹介ってモンをやったったのに!」

 「そんな自己紹介をする女が何処に居るんだよ⁉

そもそも何だよ『だぴょん♪』って⁉」

 「女の子らしさをアピールしてるんやないか!」

 「ただの馬鹿だろ!」

 「うぉい!大阪の人間にバカって言うな!深く傷つくから!」

 「知らねぇよ!」

 「もうええ!じゃあ次のレッスンに行くぞ!」

 「まだやるのかよ⁉」

 「当たり前や!レディーへの道のりは険しいんやぞ!」

 「お前が険しくしてるんだろうが!」



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