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破壊の御子  作者: 無銘工房
建国の章
304/548

第38話 一戦場の勇

 強い北風になぶられ、枝葉を騒々しく奏でる木々を背にして崖際に立った蒼馬は眼下に広がる辺境諸侯軍の野営地を見下ろした。

 夜空に煌々(こうこう)と輝く月の光も遮られた峡谷の底は、夜のものよりも深い闇に沈んでいる。その中に点々と浮かび上がるのは、夜警のために焚かれた篝火(かがりび)の灯と、それに照らし出された無数の天幕だ。

 もはや時刻は夜半をとうに過ぎている。日中の強行軍の疲れもあり、辺境諸侯軍のほとんどの者たちは深い眠りについている時分だ。野営地の中にはほとんど人影は見当たらず、わずかに篝火ごとにひとりかふたりの歩哨らしき姿が見えるだけである。しかも、彼らが篝火の傍から離れないところを見ると、敵の襲撃などの不測の事態に備えてというより、この強風による篝火からの失火を懸念しての配置だろう。

 辺境諸侯軍の様子をつぶさに観察していた蒼馬の背中に、シェムルの声がかけられる。

「ソーマ。おまえの予想どおりになっているみたいだな」

 それに蒼馬は「そうだね」と短く答えた。

「この峡谷に誘い込んでから、敵を討つ」

 先日、この峡谷でガラムなど主立った者たちを前にして蒼馬が言ったが、この言葉である。

 当然ながら、これまでアッピウス侯爵にメンダックスの反乱による撤退と思わせていたのも、(かまど)の数を減らして脱走兵が続出していると思わせていたのも、すべてはこの地に辺境諸侯軍を誘い込むためであった。

 そして、今のところ蒼馬の予想どおりの展開になっているのだが、それにかえってシェムルは疑問を(てい)する。

「なあ、ソーマ。アッピウス侯爵とやらは、戦巧者(いくさこうしゃ)と呼ばれた奴なのだろう?」

 蒼馬は「そうらしいね」と返すと、シェムルはさらに問う。

「それなのに、なぜこうまで簡単に騙されたのだ?」

 もはや数里先には敵を確認できている状態なのだ。いちおうは斥候を出しているようだが、それにしてもアッピウス侯爵は油断しすぎているようにシェムルは思えた。

 この問いに、蒼馬は苦笑して答える。

「それは、アッピウス侯爵が戦が得意だからだよ」

 蒼馬の答えに、なおさら訳がわからないとシェムルは不機嫌そうに顔をしかめた。自分の感情を素直に表現できる忠臣に、蒼馬は好意的な笑みを浮かべながら言う。

「そもそも、僕らがアッピウス侯爵に勝つだけなら、こんな策を使う必要はないんだ」

 討伐軍である自分らと辺境諸侯軍を比較すれば、自分らの方が兵数で上回っている。そればかりか、兵の練度ともなれば急遽徴集した農民兵が大半を占める辺境諸侯軍では、生粋の戦士たちを揃える蒼馬たちと比較するのもおこがましい。

 これならば、このまま正面からぶつかっても十分に勝利を得られただろう。

 しかも、アッピウス侯爵の挙兵はメンダックスの反乱の成功を前提としたものである。ここで王都を無事に脱出した蒼馬が陣頭に立って、その姿を見せるだけで、戦わずしてアッピウス侯爵を退けることも可能だろう。

 だから、ただ勝つだけならば策を講じる必要はなかったと言い切った後で、さら続けて蒼馬は言う。

「それに策を講じるって言えば聞こえは良いけど、そのためには本来はなかった(すき)を自ら作り、いらない行動を取らなくっちゃいけない。それは同時につけいる隙を相手へ与えることになっちゃうんだ」

 例えば辺境諸侯軍の追撃が自分らの予想を超える速さであったならば、偽装撤退している自分らの後背を突かれて大損害が出ただろう。

 例えばアッピウス侯爵が自分らの撤退で勝利を確信して王都のメンダックスへの合流を優先されれば、難攻不落と言われた王都ホルメニアにこもる辺境諸侯軍を相手に攻城戦を行わなければならなくなっていただろう。

「真っ当にぶつかって十分に勝てるのならば、それに越したことはない。結果として、その方が被害も少ないことが多いし、そして何よりも早期に戦いを終わらせられるからね」

 そこで蒼馬はひょいと肩をすくめて見せた。

「それなのに、いらない策を(ろう)するなんて人は、自分の知略を誇示したいだけのただの見栄っ張りだよ」

 蒼馬の言葉にシェムルは納得した顔になった。そんなシェムルを蒼馬は半目で(にら)む。

「言っておくけど、僕が見栄っ張りだって言っているわけじゃないよ」

 とたんにシェムルは慌てふためく。

「え?! あ、ああ! もちろん、私はそんなことは思ってないぞ。うん! 思ってない!」

 明らかに嘘である。

 信頼する忠臣のこの裏切りに、蒼馬は傷ついた顔を作って大げさに嘆いてみせた。

「ああ! 信頼する第一の臣に裏切られるなんて、僕は悲しいよ。それに比べてアッピウス侯爵は僕をちゃんと評価してくれたようだ。こんなところで必要のない策を弄するような奴じゃないってね」

 蒼馬に当てこすられたシェムルは情けない顔になると「意地悪をしないでくれ」と懇願した。すると、もともと怒っているわけではなかった蒼馬はひとつ笑ってシェムルを許す。それから蒼馬は表情を真剣なものにしてからさらに語った。

「アッピウス侯爵が戦巧者と呼ばれるほど戦が得意であればあるほど、僕がここで真っ向からぶつかり合わず、あえて策を講じてくる可能性は低いと見てくれる。さらに、アッピウス侯爵はその判断を狂わせるほど追い詰められてもいたからね」

 シェムルに「それはなぜだ?」と問われた蒼馬は、その目を眼下の辺境諸侯軍へと向けた。

「アッピウス侯爵って人は、ずいぶんと自尊心が強い人だと思うんだ」

 ホルメア国の北部は豊かな鉱山資源を背景に他よりも発展していた地域である。そこを領地とする北部諸侯らの力は強く、王とておろそかにはできない勢力であった。そうした北部諸侯の中でも盟主と呼ばれ、さらにはその戦歴から戦巧者とさえ言われたアッピウス侯爵である。その自尊心は並々ならぬものであっただろう。

 事実、先の「ホルメア戦役」の緒戦において蒼馬がマーベン銅山を襲撃して陥落させた際も、アッピウス侯爵は討伐軍の総大将に任じられていながら、さっさと陣払いを願い出たことがある。これが並の領主であるならば王の勘気(かんき)(こうむ)るのではと二の足を踏む。ところがアッピウス侯爵は自分の意見が通って当然とばかりに陣払いを願い出ていた。

 このことからも、アッピウス侯爵の自尊心の高さのほどが(うかが)えるというものだ。

「だけど、その自尊心が高いアッピウス侯爵がメンダックスなんかと手を組んだってことは、よっぽど追い詰められていた証拠じゃないかな?」

 その日の糧にすら困窮するような下級貴族でありながら、何の能力もなく、おべんちゃらだけで臣下の最高峰とも呼べる宰相にまでなったメンダックスはホルメア国の旧臣や諸侯からは「裾持ち」と軽蔑されていた男である。とうてい大事を成すにあたって頼みとできる相手ではない。

 それどころか、裕福な侯爵家の生まれであり、その家柄だけではなく自らも数々の戦功を挙げて戦巧者と呼ばれていたアッピウス侯爵からすれば、メンダックスなど唾棄すべき存在だっただろう。

 しかし、そんなメンダックスを配下として使うならともかく、反乱の共謀者としてその手を握った。そればかりか、蒼馬の首級を挙げて王城を占拠するという大功をメンダックスに譲り、自身はもしメンダックスが裏切ったり日和見(ひよりみ)したりすれば、自分らだけが割を食いかねない危険を背負ってまで蒼馬の主力を王都から引きはがす囮役として兵を挙げたのである。

 アッピウス侯爵の自尊心の高さを(かんがみ)みれば、これはよほど追い詰められていたとしか思えない。

 そこで蒼馬は「何で、そこまで追い詰められたんだろう?」と小首をかしげた。

 蒼馬の側からは北部を攻めようとしたことはないし、臣従を強要した覚えもない。むしろ臣従が嫌ならば独立すら認めても良いと破格の融和策を提示したはずだ。

 それなのにメンダックスと共謀してまでアッピウス侯爵がこのような反乱を起こしたことに、蒼馬は釈然としないものを感じていた。

 しかし、まさか交渉の仲介を任せたヨアシュが、かえってアッピウス侯爵を追い詰めていたとは、さすがの蒼馬にも思いも寄らないことである。 

 僕に独立を認められることすら許せないぐらい気位が高かったのかな?

 それぐらいしか今の蒼馬には理由が思い当たらなかった。自分でも無理なこじつけだとは思うが、今は真相を追求する時間も必要もない。蒼馬はそれで自分を納得させた。

「戦巧者と呼ばれるアッピウス侯爵だ。僕たちが放棄した野営地を見たときも、きっと可能性は低くとも策による偽装撤退だという考えもあっただろう」

 蒼馬が推測どおり、事実アッピウス侯爵はその時点では蒼馬の策の可能性も考慮に入れていた。

「だけど、高すぎる自尊心がその判断を狂わせる」

 これは敵の策による偽装撤退かも知れない。しかし、本当にメンダックスの反乱の成功によるものだったら? このまま策を警戒して敵を逃がしてしまえば、すべての功績はメンダックスひとりのものとなってしまう。それではホルメア国を取り戻した後にも、あの「裾持ち」が救国の英雄となり、北部諸侯の盟友である自分がその協力者に過ぎなくなる。

「自尊心が高いアッピウス侯爵に、それを受け入れられるはずがない。そして、目の前にあるのは、逃げる敵の追撃という大功を挙げるには恰好の条件。さあ、飢えた狼が目の前に肉をぶら下げられて我慢できるかな?」

 そのときのアッピウス侯爵の思考をなぞった蒼馬は、ニイッと人の悪い笑みを浮かべる。

「もう肉しか見えない。食いつかずにはいられない。そして、そうなったら、もうおしまいさ。もしかしたら周りの誰かが注意するかも知れない。でも、自尊心の高いアッピウス侯爵が、自分が間違っているかもなんて素直に受け入れられるものじゃない。それが得意とする戦のことであればあるほどね。いろいろと理由を見つけ、理屈をつけて自分の行動を正当化する」

 蒼馬は芝居がかった仕草で谷底の辺境諸侯軍を指し示す。

「かくして、アッピウス侯爵率いる辺境諸侯軍は、この地に誘い込まれたってわけさ」

 これにシェムルは「おお!」と賛嘆の声を上げた。

 しかし、すぐに何かに気づいた顔になると、しきりと首をかしげる。

「ん? あれ? ちょっと待て、ソーマ。おかしくないか? 勝つだけなら策を使わずに正面から戦えば良いと言ったのは、おまえではないか。言っていることとやっていることが違うぞ」

 シェムルのもっともな疑問に、蒼馬は「そりゃそうだよ」と笑って答える。

「僕たちの目的は、メンダックスとアッピウス侯爵に勝つこと? いや、違うね」

 ここでわずかに間を置いてから、蒼馬は断言する。

「僕たちの目的は、国を造ることだ。こんな馬鹿げた反乱はさっさと終わらせて、国を興し、安定させることだ!」

 蒼馬は再び辺境諸侯軍へと目を向ける。

「アッピウス侯爵を真っ正面から打ち破るのは簡単さ。でも、辺境諸侯軍の大半は徴兵された北部の人々だ。真っ正面から戦えば、彼らに多くの犠牲者が出てしまう。それじゃあ、北部に恨みを残す。それにまがりなりにも戦巧者と呼ばれたアッピウス侯爵だ。劣勢と見ればラフバンの街に退却されるかも知れない。それじゃあ、困るんだ」

 いかに孤立させたからといって、城塞都市と呼ばれたラフバンの街を攻め落とすのは容易ではない。最終的な蒼馬の勝ちは揺るがないだろうが、長期化するのは目に見えていた。

 今は、ようやく先の戦役の傷が癒えようとしている大事な時期である。できうることならば、このようなくだらない内乱は速やかに終わらせたい。

 そのためにも、ここでアッピウス侯爵を一刀両断し、その返す刀で王都のメンダックスを討ち取らねばならなかった。

 だからこそ蒼馬は辺境諸侯軍をこの地に誘引し、伸びて薄くなった側面から伏兵をもって敵本陣を直撃してアッピウス侯爵を討ち取る策を採ったのだ。

「アッピウス侯爵たち北部諸侯の本陣は、必ず軍勢の中央付近にあるはず。それならば前後を味方に塞がれ、逃げ道はない。ここで確実にアッピウス侯爵たち北部諸侯を討つ!」

 辺境諸侯軍を見下ろしていた蒼馬は背後のシェムルに振り返る。

「アッピウス侯爵は、確かに戦巧者と呼ばれる奴だとは思うよ」

 辺境諸侯軍は急遽徴集した農民兵に金で雇い入れた傭兵たちばかりの軍勢である。兵たちには忠誠心も規律もありはしないだろう。それなのに、この強風下という過酷な状況での追撃だというのに、アッピウス侯爵はうまく軍勢を取りまとめ、高い士気を維持していた。

 アッピウス侯爵は少なくとも凡将ではあり得ない。

 だが、蒼馬は断言する。

「だけど、アッピウス侯爵はしょせん一戦場の勇にしか過ぎない」

 かつてホルメア戦役において蒼馬たちを討伐する軍の総大将に任じられたアッピウス侯爵だったが、蒼馬の策によって自分の領地が脅かされるや否やワリウス王に直訴し、早々に陣払いをしてしまっていた。

 しかし、ホルメア国の大局を考えれば、あのときは襲われるかも知れない領地の安全よりも、確実に蒼馬を打ち倒すべきだったのだ。

 このことからも、いかにアッピウス侯爵が北部諸侯の盟主や戦巧者と呼ばれていても、しょせんそれはたかが地方領主の親分気取りと一戦場の指揮官に過ぎないことことは明らかだ。

 蒼馬は強い自負とともに断言する。

「アッピウス侯爵と僕らでは、見ているものが違うんだ。たかが戦巧者ごときが、僕らに(かな)うわけはないだろ?」

 その言葉に、シェムルの全身の毛がブワッと逆立った。

「さすが我が『臍下の君』だ! おまえの言うとおりだ! ああ! 私は自分が恥ずかしいぞ。我が『臍下の君』の偉大さを見損なっていたとは!」

 キラキラと輝く目で自分を称賛するシェムルに、蒼馬は「格好つけすぎたかな」と照れくさそうに赤くなった頬を指先で掻いた。

 そんな微笑ましい主従へ、女官長の(よそお)いから口許を黒い布で隠した弓箭兵の装いに変えたエラディアが声をかける。

「ソーマ様。シェムル様とのご歓談中ではございますが、いくら風で声を吹き消されるとはいえ、敵を目前にして大きな声でお話されるのは、いかがなものでございましょうか?」

 エラディアの指摘に、ふたりはそろって慌てて両手で口を塞いだ。まるでしつけの厳しい母親に「うるさい」と叱られた子供のようなふたりの様子に、エラディアの後ろに控えていたエルフ弓箭兵の女性たちの間からクスクスと笑い声が洩れた。

 それがさらに蒼馬とシェムルの羞恥心を煽り、ふたりはそろって身体を小さくする。

 そんなふたりへエラディアもまた黒布の下で唇に笑みを浮かべながら言う。

「それに、ガラム様とバヌカ様に率いられたゾアンの戦士の方々は集結を終え、すでに配置に着かれたとの報せがございました」

 それは脱走兵を装い、ガラムが率いる本隊から数人ずつで散り散りになって行動していた者たちであった。

 本来ならば、そのような少人数で不慣れな敵地で散ってしまえば合流するのも難しい。だが、何の目印もない広大な平原で狩猟生活していたゾアンである。その優れた方向感覚をもってすれば、たとえ夜間であろうと一度訪れた場所に集合するなど造作もないことだ。

 彼らはあらかじめ決められた計画どおりに、逃げる本隊がいる前方ばかりに目が向けられている辺境諸侯軍にとっては死角となる後方から、続々とこの峡谷に集結していたのである。

「あとはソーマ様の号令を待つばかりにございます」

 恭順を示すように弓を地面に置いて片膝を突いて自分を見上げるエラディアに、蒼馬はひとつうなずいてから告げる。

「夜が明ける直前に、まずはエルフのみんなの矢で眠りこけている辺境諸侯軍を叩き起こしてやって」

 蒼馬の言葉に、エラディアは「御意のままに」と頭を垂れた。

 さらに蒼馬は言葉を続ける。

「次に用意した旗を立て、みんなでいっせいに銅鑼や太鼓を叩き、大声を出す。それが谷に反響するのを聞けば、敵は大軍に囲まれていると錯覚するはずだ。そこに僕が姿を見せるのと同時に大旗を掲げ、少数の伏兵ではなく本隊が襲撃してきたと思わせ、さらに混乱を(あお)る」

 何本もの旗をくくりつけた台座や太鼓や銅鑼を持ったドワーフたちと、蒼馬の大旗を持ったモラードがうなずいた。

 蒼馬はピピの姿を見つけると声をかける。

「僕らの狙いはアッピウス侯爵を含めた北部諸侯たちだ。彼らを逃すわけにはいかない。彼らを見つけ次第、突撃した部隊をそこへ誘導してあげて」

 ピピは、その大きな翼を伏せるように地面に広げて蒼馬の言葉に恭順を示した。

 それらを見届けてから、蒼馬は自分を信頼して指示を待つ者たちをぐるりと見回した。そして、小さく息を吸うと、それを力強い言葉に変えて発する。

「今日ここで、アッピウス侯爵ら北部諸侯をひとり残らず討ち取るっ!」

 これにみんなは無言だが、しかし燃えるような闘志をもって応えた。

 そして、これより数刻後。蒼馬の言葉のとおりアッピウス侯爵ら北部諸侯はひとり残らず討ち取られたのである。

最後の数行でいきなり北部諸侯が討ち取られて驚かれた方もいらっしゃるでしょうが、実際の戦いの描写は書籍版第1巻のプロローグとして書き下ろさせていただいております。

そのため、今回の更新に合わせて「序 創世の神話」に書下ろしプロローグを追加公開させていただきました。

大事なお金を払って書籍版を購入してくださった方には大変失礼なこととは思いますが、すでに発売から4年以上が経過しており、今さら書籍版を購入するのも難しく、また似たような描写を繰り返すだけというのもくどいと判断し、公開に踏み切りました。

何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

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