光
4話
今回特になし!!
~四話『光』~
ふぁああ
結局昨日はいろいろ考えていて眠れなかった。
というより考えていたことは、俺がどうして女子なんぞに好意を抱くかということだ。本当にこればっかしは意味が分からない。
――井上のどこに自分は惹かれたのだろう?
井上はどこにでも居そうな顔立ちで、髪は肩にかかる程度。声は結構大きい方と見た。
って違う違う。今はそんなことじゃない。何でこんなにモヤモヤした気分が胸の奥に――
ボスッ!
ん?何かにあたった。
「どこ見てんだよこのクソガキ」
うわぁ…絡まれちまったよ。こんな朝っぱらから
「すまn…すみません」
「ああん?聞こえねえなぁ」
ケラケラとその不良の後ろから子分AとBだと思われる笑い声がした。
「土下座しろよ、ど!げ!ざ!」
土下座!土下座!と後ろからまた子分AとBがはやし立てる
土下座するしかないかぁと思い膝をついた――いやつこうとしたら今度は俺の背中から
朝っぱらから元気ね、と誰かの声がした
振り向くと
「い、いのうげぇ!」
殴られた
すげぇ力だ。本当に殴っただけで吹っ飛ぶってあるんだな
「なんだお前もこのガキの仲間か?」
「仲間?何それ?あなた馬鹿ね、私に仲間なんているわけないじゃない」
その前に私はこの人とは無縁だしね、と続けた。
「馬鹿だとぉ?おい俺の手を出すまでもねぇ。A!B!やっちまえ!」
「「へいっ!!!」」
子分Aが井上の胸ぐらをつかもうとして、Bが飛びかかろうとしたときABどちらも井上の目の前でひっくり返った
「A!B!何があった!?」
「呼んでも無駄。すこしの間眠らせた。次はあなた」
――俺は目の前の光景を理解できなかった。女の子が大学生とも思われる体格の男を同時に倒したのだ。びっくりしないほうがおかしい
「く…う…ぐぐ…ちぃっ!不愉快だ!不愉快すぎる。次あったら殺してやる!!!!」
「………負け犬の遠吠え」
「うるせぇ!」
男は子分を抱え逃げていった
「ふぅ…」
「えっと…大丈夫…?」
「え?何が?」
「いやさっきの喧嘩」
「全然平気だよ。さぁ学校へいこう」
「お前って何か…すげぇな」
「そうかな?それより早くいかないと遅れるよ」
「あ、やべえ」




