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第四十四話 『典×ゴッドセオリー』

前回のあらすじ

俺と叶帆の関係はいつも通り

そして、理嗣が勝負を宣言してきた

おう、いいぜやってやるさ‼


 腹の底に響く声を出して鎌型銃を頭に振り落してやった。



 さすがに殺しはしない。威力も吹っ飛ばすことに調整していて実質レベルファーストの攻撃にしていた。



 しかし、



 バキン、と理嗣という不良を中心にバリアが形成された。



「チッ、防御能力の使い手か。ならこれでどうだ‼」



 そういって死神事件で使った技を使った。気分が良くなりたかった、熟考して出した答えじゃなかった。



「ふっとべやおら!!」



 ―――――銃暴虎馮河(無謀な銃は死んでいく)――。



 無数の見えにくい紐を相手に括り付け銃が暴発する、少し死にそうな体験をさせてやろうと思ったのに。



 は?



 逆に、堅牢になっていく。



「ふふ。ははは。その程度か慎。一つ言わせろ。出る杭は打たれるんだよ慎!」



 そういってそのまま不良少年は突っ込んでくる。



「調子に乗るなぁ!!」



 俺は鎌型銃をを刀に変えバリアを真正面から切り捨てようとした。しかし、バリアには全く傷一つつかず逆に反発力みたいなもので場外近くまでふっとばされてしまった。



「弱い、弱すぎる。単純な挑発に乗るだけでなく真正面からくるとかな。刀を使うなら相手の重心をそらしながら切りかかる練習をするんだな」



『おっと慎選手を簡単に圧倒する人物が現れましたぁ‼ だだいま資料を確認しますと祭梅理嗣(まつりうめまさし)という男で、能力はレベルセカンドの左文(レフト)の固定能力者であります。その力は『典×(ゴッドセオリー)』‼ あらゆる約束を破ったものに天の裁きが下る能力だそうです!』




 そう実況者は興奮して話していた。番狂わせが好きな年頃かよ。



「俺は特に約束なんか」



「いや、約束したさ、一(・)人(・)で(・)戦(・)う(・)という行為にお前は天に嘘をついた。ウソをつくものには神の鉄槌を。それがこの世界におけるルールみたいなものだろ? つまり、お前は人間失格ということだ」



 まあお前はバカだったんだよ、と理嗣は言ってきて俺にピタリと触ってくる。



「我、君の自由を奪わん」



 そういった瞬間、体の自由が利かなくなった。



「おい、お前何を」



「わからないか? 催眠術だよ。医学的根拠に基づいた。まあ超能力で補正はしているが。これでたっぷりポイントを稼ぐことができる」



 と理嗣は注目の的になっている中、今からショーをするかのようにお辞儀をして辺り一帯に声をかけた。



「四天王争奪選に出たいと思っている諸君。今なら電子金500円で殴り放題のパンチングマシーンだよ。大丈夫、反撃はできないから、気持ちをぶつけるだけぶつけてもいいと思うぜ。だって、試合中だろう?」



 そういった瞬間辺りは静まり返っていた、人間パンチングマシーンを考える祭梅に対してその考えを測りかけているらしい。しかし、



 こんなチャンス二度と来ないことを周りのカンのいい人は気づいていた。叩けば四争選に出られる。それは昔の偉人達と肩を並べることができるということを現していた。




俺のことを気に食わないやつって。そういえば、男達の中には俺が女子からきゃ~きゃ~言われているのを指をくわえてみることしかできないから嫉妬心を持っている。気をつけろ、と誰かに言われたことがあった気がする。



 それを考えると、この状況は、



「おい、俺にやらしてくれ」



「お、俺も」





 理嗣はニヤっと人間の心象心理をみて悪魔のように微笑むのであった。




お疲れ様です。イイタチイリュウです。

昨日は投稿できず本当にすいませんでした。本当にすいません。

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